インドネシア進出で必要なビザ

Business Indonesia 海外進出

インドネシアでビジネスをしたい!
インドネシアで始めたいビジネスが決定し、いざインドネシアに進出を考えているとしたら、前もって大切な準備があります。それは、ビザの取得です。
インドネシアへ渡航する場合、ビザはどの様な時に必要で、どの様なビザがあり、どのビザを取ればよいかをわかりやすく解説します。

ビザとは?

ビザとは行きたい国からの渡航許可証です。
一方パスポートは自分が日本人だということを証明してくれるものです。
パスポートは日本政府が発行します。ビザは入国先の政府が在日大使館や領事館を通して発行してくれます。

観光目的で行くときはビザが不要です

インドネシアは日本からビザなしで入国できる国の一つです。
観光で30日以内であればパスポートだけで入国し滞在できます。(ただし、パスポートの残存期間が6ヶ月以上、無記入の査証ページが3ページ以上あることと、帰りの航空券が必要です。)

30日以上の滞在を希望する場合、滞在期間に応じてビザをとる必要があります。

進出までの調査の段階で商用目的は商用ビザが必要

単なる商品チェック、商談、現地視察、会社訪問、会議出席などを目的とした滞在の場合は、就労ビザは必要ありません。到着ビザもしくは、シングルビザ、マルチビザが該当します。

就労ビザが必要になる基準

例えばインドネシアから商品を輸入することをしたい場合
どんな商品が売っているのか、安いお店はどこかを探すこと、お店と値段交渉をすることはビザなしでも大丈夫です。

ところが商品を生産している工場に立ち寄って、工場見学をする場合となると話は変わってきます。工場訪問は就労ビザがないとできません。

ビザなしや到着ビザで工場に入ってしまうと、罰金または国外追放になる可能性があります。

アフターサービスや、機械の修理と設置、品質管理、監査と検査、専門家として派遣など会社の利益となる行為は、就労とみなされる可能性があるため、気をつけてください。

インドネシアのビザの種類

インドネシアには、いくつかのビザの種類があります。また、ビザの取得が他の国より面倒であると言われています。

空港で取得できる到着ビザ以外のビザ取得は、自身で手続きをすると大変なことが多いため、ビザの取得業者を使うのが一般的です。お金はかかりますが、インドネシアの不明瞭な政府の対応や、かかる労力を考えると業者を使う方が賢明です。

インドネシアにビジネス目的で訪れる際、必要となるビザ

到着ビザ以外のビザは、インドネシア国内では取得できません。
日本、又はシンガポールなどの近隣諸国で取得します。

商談、現地視察など就労を伴わない訪問

・到着ビザ (B213) 30日以内、又は延長手続きで60日まで滞在可能

・シングルビザ (B212) 60日以内最大4回延長手続きで最長6ヶ月滞在可能→ただし一度国外に出ると失効

・マルチプルビザ (D212) 1年間 その間何度も出入国可能→ 一回の入国で滞在最長60日

工場見学や指導、また就労を伴う訪問

・就労ビザ (C312) 唯一就労できるビ

ビザの取り方(到着ビザと就労ビザ)

到着ビザ

インドネシア入国時、ジャカルタなどの空港でVOA(visa on arrival)へ行きます。
→お金(500000RP=約3800円)を払ってビザを購入、ビザと領収書、乗ってきた飛行機の航空券、パスポートをもって入国審査へいきます。

就労ビザ

こちらをご覧ください。わかりやすい!インドネシアで就労ビザ取得方法!

インドネシアは、外国人がインドネシアで働くことに関してとても厳しいです。
ビザを取った後も色々と面倒な手続きは続きます。

でもインドネシアからすれば、人材と労力がたくさんあるのにわざわざ労働力として他国から外国人を入れる必要がありません。

ビジネスをしたい外国人を受け入れるのは、国民に技術を習得させるため、また仕事を増やすためです。国民の多くが仕事を求め探しています。

仕事が見つからなくても、出来る小さなことを探して毎日その日暮らしで命を繋いでいます。

普通の仕事につけても、一日で得られる賃金は日本人の時給の約1時間分です。

まとめ

インドネシアでビジネスをお考えの皆さんは簡単では無いとしても、しっかり手順を踏んで、是非最適なビザを取得してください。

ビザを取得出来れば安心して仕事ができます。

そしてあなたのビジネスチャンスがゆくゆくはインドネシアの発展につながることを期待します。

 

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