なぜインドネシアは「世界一おもしろい国」なのか?マカッサルで暮らす日本人が見たリアル

Indonesia

記事の冒頭
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日本人にとって、インドネシアはどんな国でしょうか。
多くの人が思い浮かべるのは、おそらく「バリ島」か「ジャカルタ」かもしれません。

しかし、この国の本当の姿はそれだけではありません。

人口は約2億8000万人。世界第4位の人口を持つ巨大国家でありながら、国の形は17000以上の島でできた群島国家です。
さらに民族は300以上、言語は700以上。世界最大のイスラム国家でもあります。

私は現在、インドネシアのマカッサルという都市で生活し、水産会社を経営しています。
この国で暮らしていると、日本では想像できない出来事が日常的に起こります。

急な値上げ、街を埋め尽くすバイク、突然のデモ、そして驚くほどフレンドリーな人々。

そんな日常を見ていると、私はいつもこう感じるのです。

「インドネシアは、世界一おもしろい国かもしれない」

このシリーズでは、現地で暮らす日本人の視点から、インドネシアのリアルな姿を紹介していきたいと思います。

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なぜインドネシアはこんなに多様なのか

インドネシアの最大の特徴は、圧倒的な多様性です。

日本は単一民族国家と言われますが、インドネシアはまったく違います。

例えば、

  • ジャワ人
  • スンダ人
  • ブギス人
  • バタック人
  • パプア人

など、民族だけでも数百あります。

言語も同様です。
公用語はインドネシア語ですが、各地域には独自の言語があります。
家庭では地方語、学校ではインドネシア語というケースも多いのです。h

つまり、インドネシアという国は、多民族国家の集合体なのです。


17000の島が作った独特の社会

インドネシアは、世界最大の群島国家です。

島の数は約17,000。
東西の距離は約5,000kmにも及びます。

これは日本列島の何倍もの広さです。

例えば、

  • ジャカルタとマカッサル
  • バリ島とパプア

では、文化も生活もまったく違います。

料理も違えば、宗教の影響も違う。
同じインドネシアでも、まるで別の国のような場所もあります。

この地理的な特徴が、インドネシアという国を非常にユニークなものにしているのです。


世界最大のイスラム国家

意外に知られていませんが、インドネシアは世界最大のイスラム国家です。

イスラム教徒は約2億人。
中東の国よりも、はるかに多い人口です。

しかし、インドネシアのイスラム文化は、中東とは少し違います。

例えば、

  • 他宗教との共存
  • 比較的穏やかな宗教観
  • 文化との融合

などが特徴です。

例えばバリ島はヒンドゥー文化ですし、
スラウェシや東インドネシアではキリスト教徒も多くいます。

つまりインドネシアは、

巨大なイスラム国家でありながら、多宗教国家でもある

という非常に珍しい国なのです。


急成長する巨大市場

もう一つ、インドネシアが面白い理由があります。

それは、経済成長です。

インドネシアは現在、

  • GDP世界16位
  • 人口2.8億人
  • 平均年齢 約30歳

という巨大な若い市場です。

中間層も急速に増えており、
富裕層はすでに300万人以上いるとも言われています。

一方で、まだまだ発展途上の部分も多く、
都市と地方の格差も非常に大きい。

この「成長」と「未成熟」が同時に存在しているところが、
インドネシアという国の面白さでもあります。

私はインドネシアに住んで5年になります。
現在はスラウェシ島のマカッサルで水産会社を経営しています。

日本から見たインドネシアと、実際に住んでいるインドネシアは、まったく別の国です。

日本では「バリ島の観光地」というイメージが強いですが、
実際のインドネシアは、もっとカオスで、もっとダイナミックで、そして圧倒的に面白い国です。

なぜ私はそう感じるのか。
それは、この国が 矛盾だらけの国だからです。

インドネシアでは、世界最先端と昭和のような社会が、同時に存在しています。

例えばジャカルタでは、スマホ決済が当たり前です。
屋台でもQRコードで支払いができます。
しかしそのすぐ隣では、道路に穴が空いていたり、停電が起きたりする。

近代国家のようで、まだ発展途上でもある。
このギャップが、この国をとても面白くしています。


この国は「ルール」で動いていない

日本では、社会はルールで動いています。

交通ルール
契約
制度
法律

すべてが整備されています。

しかしインドネシアでは、社会は ルールではなく人間関係で動いています。

例えば役所の手続き。

日本なら必要な書類を提出すれば終わります。
しかしインドネシアでは、それだけでは進まないこともあります。

担当者との関係
紹介
ネットワーク

こうしたものが、驚くほど重要になります。

日本人から見ると非効率に見えるかもしれません。
しかしこの国では、それが社会の仕組みなのです。


インドネシアは「急に変わる国」

もう一つ面白いのは、変化のスピードです。

この国では、物事が突然変わります。

例えば

ガソリン価格
LPG価格
飛行機のチケット
輸入規制

ある日突然、制度が変わることも珍しくありません。

日本のように「何年も前から議論して決まる」という感じではなく、
ある日ニュースが出て、次の日には変わる。

最初は驚きましたが、今ではそれもこの国の特徴だと思っています。

むしろこのスピード感が、インドネシアのダイナミズムを生んでいるのかもしれません。


インドネシアは巨大な若い国

この国のもう一つの特徴は、人口構造です。

インドネシアの平均年齢は約30歳。
日本より20歳以上若い国です。

つまり、この国は 巨大な若い社会なのです。

街を歩いていると、それを実感します。

バイクに乗る若者
スマホでビジネスを始める若者
新しい店を始める若者

日本のような「成熟した社会」とはまったく違うエネルギーがあります。


日本人が知らない地方都市

日本人が知っているインドネシアは

ジャカルタ
バリ島

この2つくらいでしょう。

しかし実際には、この国の面白さは地方にあります。

私が住んでいるマカッサルも、その一つです。

ここはスラウェシ島最大の都市で、東インドネシアの中心都市です。
漁業、物流、資源産業の拠点でもあります。

しかし日本ではほとんど知られていません。

こうした地方都市が、実はインドネシア経済を支えているのです。


インドネシアはまだ完成していない

日本は完成された社会です。

インフラ
制度
生活

すべてが整っています。

しかしインドネシアは、まだ完成していません。

道路も作られている途中。
鉄道も拡張中。
都市も急速に変化しています。

つまりこの国は、いま作られている途中の国なのです。

完成された社会よりも、変化している社会の方が面白い。
私はそう思います。


世界一おもしろい国

インドネシアは

人口2.8億人
17000の島
300以上の民族

という、世界でも珍しい国です。

しかも

巨大な若い人口
急速な経済成長
未完成の社会

これらがすべて混ざっています。

だからこの国では、毎日のように面白いことが起きる。

私がこの国に住んで感じるのは、

インドネシアは世界一おもしろい国かもしれない

ということです。

記事の最後
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