【インドネシア】ラマダンとイフタールを簡単に解説!

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来週4月13日からインドネシアではラマダンが始まります。イスラム教徒が90%弱のインドネシアでは、ラマダンは大変重要な行事であり、約1ヶ月間にも及ぶ断食が今年も行われます。
本日は、ラマダンについてお話したいと思います。

どうしてラマダンをするのか

ラマダン(Ramadan)とは、イスラム暦の9月を意味していて、2021年は5月12日まで、夜明けから日没までの間は一切の飲食を断つことが義務となります。ラマダン月は、毎年11日ほど前にずれていきますので、およそ33年間で全ての季節のラマダンを体験することになります。

イスラム教徒、つまりムスリムは、断食(サウム)を通じて飢えを体験し、苦しみを共有します。断食というと、過酷な修行と思われがちですが、自分の信仰心を清める目的があり、さまざまな欲を捨て、食欲以外も喫煙や性行為の禁止など色々な禁欲が課されます。

断食は、基本は大人が行い、子供は7歳位から少しずつ空腹になれる練習をしていくそうです。小さい子供にとって昼間食事できない事を理解するのは難しいと思いきや、10歳位になるとラマダンに参加できるようになるそうです。

病人や妊婦、高齢者は命の危険があるため、断食は免除となります。また、生理中の女性は不浄となり、ラマダンは参加しません。

ラマダン中は、貧しい人に施しをします。ザカートと呼ばれる1年の蓄えの2.5%を払うことが義務となっています。寄付とは異なり、自分で決めた場所や人へ納めます。ちなみに寄付はサダカと呼び、ラマダン中に行うことは良いこととされています。

イフタールとは

日没後、モスクから礼拝の合図であるアザーンがスピーカーから流れると、1日の断食が終了します。その後1日の喉の渇きを潤してから、イフタールと呼ばれる胃の負担がかからない夕食となります。

ジャレビと呼ばれる揚げ菓子を水飴に絡めたものや、サモサと呼ばれる豆と肉の包み揚げなどでお腹を満たします。

夜明け前の食事(セヘリ)まで食べ続けてしまい、ラマダン月なのに余計に太ってしまう人
もいるそうです。

ラマダン中の注意

イスラム教以外の異教徒は、ラマダンをする必要がありませんが、断食の時間帯の飲食は、イスラム教を軽視する行為となる可能性があるので、公共での食事は控えたほうが良いとされています。ラマダン中は、仕事時間も短縮となり、公共機関や商業施設が通常よりも早く閉まります。

例年、イスラム過激派がラマダン前後にテロの呼びかけを行っていて、特に人が集まるところや、欧米系のカフェなどではテロの標的になりやすいという事で、注意が必要です。

まとめ

日頃から身近に食べ物があり、食べることに制限がまったくない環境にいると、飲食を禁じるラマダンは、想像がつきません。しかし、イスラム教の信仰を貫き、毎年ラマダンを過す人々の信仰心の深さに驚きますが、イスラム教徒に週間を尊重する気持ちが必要であると感じます。また、ラマダン中はムスリムの人々の気分が害さないような言動に気をつけるなど、異教徒は普段にまして配慮が必要になります。

 

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