【インドネシア渡航】キヨススマラン~マカッサルの夕陽を楽しむ最も古いビヤガーデン~

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マカッサルで晴れた日の夕方は気温も25℃前後に下がり夕涼みに最適です。マカッサルの夕陽は特に美しく、ロサリビーチでの夕陽を楽しむのがマカッサル市民の醍醐味です。

マカッサルの夕陽を見ながらビールを飲める場所として古くから人気があるレストランが、キヨス・スマランです。

本日は、マカッサルで最も古いビヤガーデンと呼ばれる、キヨス・スマランをご紹介します。

1970年代からビールが飲めた店

キヨス・スマラン(Kios Semarang)は、マカッサルで近代的なカフェやレストランが急増している中でかなり古く1975年から存在しており、現在も存続しているレストランです。お店自体は3階建てで、1階から3階まで急な階段が続いています。3階の屋上がレストランです。スマランと名前がついていますが、ジャワ島のスマランの街とは関係があるのかは不明です。

イスラム教が強いマカッサルの地で、ビールの販売許可が難しかった時代から、ビールを楽しむ事ができる唯一の場所であり、マカッサルに来た外国人がビールを求めてたくさん来店したと言われています。

名物料理

キヨス・スマランの名物料理は鶏の手羽先です。特製たれに漬け込んだ手羽先はシンプルながらも、しみ込んだ味付けがやみつきになります。野菜炒め(チャプチャイ)や空心菜炒めもおいしいです。中国人が開店した店ですので、美味しい中華料理を食べることができます。

オープンスペースに広がる夕陽

マカッサルの夕陽を眺めながらビールを楽しみたい場合は、夕方17時30分前までにお店に到着する必要があります。夕陽が海に沈む時間は大体18時前後となります。

3階屋上の座席に座ると、涼しくなった海風が気持ちよく、次第に地平線に沈む夕陽の色合いが変化し、見ているだけで心を奪われます。

ロサリビーチはかつてマカッサルの料理の中心地として知られており、海岸線沿い通りを埋め尽くす屋台が立ち並ぶ姿は、世界最長の屋台として有名でした。多くの屋台がロサリビーチに存在したのも、美しいマカッサルの夕陽を見るために人々が集まった証です。今でも、夕方になるとマカッサル名物バナナ焼き(ピサンエペ)の屋台が軒を連ねる姿は見応えがあります。

マカッサル開発外国人の憩いの場所

キオス・スマランは、1970年代の南スラウェシ地域で大規模な開発プロジェクトが始まった時代でありそれ以降マカッサルの街は急速に発展しました。プロジェクトのため外国人が中継点としてマカッサルに立ち寄り賑わいました。1980年代は、キヨス・スマランだけがビールを販売できたレストランだったので、憩いの場所としてキオス・スマランが多くの外国人で賑わったそうです。

最近では、外国人だけでなくムスリムの姿も見る事があり、夕陽を見渡せるレストランとして現在も人気のレストランとなっています。

 

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