【インドネシア】スメダン豆腐が美味すぎた! 

Indonesia Makassar

インドネシアの豆腐の名前はその名の通り、Tahu(タァフゥ)と発音します。豆腐のルーツは中国です。インドネシアに持ち込まれた中国由来の食品の中では最古のもののひとつではないかと言われています。

インドネシアでは豆腐は、中国から伝来したということで、華人が多い街で食べられているようです。マカッサルも古くから香辛料貿易で華人が入り込んでいますので、アイル・タァフゥ(Air Tahu)豆腐の水、つまり豆乳が一般的に流通しています。

スメダン豆腐とは

マカッサル市内から北に2時間ほどいくと、パンケップ県という地方都市があります。そのまま北上していくと、トラジャコーヒーで有名なトラジャに向かうことができる幹線道路添いに、赤い看板の大きなレストランが目に付きます。名前は“Tahu Sumedang”(タァフゥ・スメダン)です。

スメダンは、バンドンから東に車で2時間ほどの山の上にある西ジャワの都市の名前です。気温も低く過ごしやすい街だそうです。

この街の特徴は何かというと、美味しい豆腐の産地として有名なのです。「スメダン豆腐」といえば、日本でいうと「京都の豆腐」に匹敵するように、インドネシアでは有名だそうです。スメダンの街中に多くの豆腐屋があるそうです。

スメダン豆腐の特徴は、サイコロ状にカリッと揚げた揚げ豆腐です。外側がカリカリ、サクサクで中はジューシーな豆腐の柔らかい食感で、衣に塩味がしっかりついており、適度な酸味と甘味が口の中に広がります。熱々の揚げ豆腐をサンバルにつけて食べると、異次元の美味しさで今までで食べた揚げ豆腐の中で一番好きになりました。

お店では、いつも揚げたてを提供してくれますので最高に美味しい状態でスメダン豆腐を食べる事ができます。

お土産もパフォーマンスたっぷり

お店で食べるスメダン豆腐も美味しいのですが、この味を是非お土産にして家庭で食べたいというお客で、お土産コーナーも人だかりです。16個入で22,000ルピア、40個入で55,000ルピアとお手頃価格となっています。

注文を聞いてスメダン豆腐を箱に詰めるだけなのですが、店員さんのパフォーマンスに釘付けとなります。これがおもしろく、しばらく見入ってしましました。

お客が「20個入をちょうだい」というと、「あいよ!」と相槌を打つ間もなく、箱にものすごい速さでスメダン豆腐を入れていきます。

こちらの動画を見てください。

とにかく豆腐の入れ方がうまく、テンポの良さはピカイチです。ほんとうに数えているか不安になりますが、こちらの注文通りの数が入っていました。

スメダン豆腐に惚れ込む!

今まで色々なインドネシア料理を食べてきましたが、自分自身のおいしいインドネシア料理ランキングを塗り替える衝撃でした。お店自体のクオリティよく、道の駅のような大型店ですので、休憩にも使える店としてもインドネシアではなかなか見ないタイプです。

次回は、本場スメダンの街に豆腐を食べに行きたいと思いました。

 

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