【インドネシア】2020年を振り返り2021年に再起をかける
とうとうインドネシアでも変異種発生を受けて、外国人の渡航を一時停止となりました。
期間は2021年1月1日~14日までで、一時滞在許可(KITAS)や定住許可(KITAP)を持っている人でも入国の際は、出発前2日前(48時間以内に行われた)のPCR検査結果の陰性を証明後、到着後にもさらにPCR検査が行われ、5日間の政府指定ホテルで隔離となります。
世界各国で、この変異株によるさらなる入国規制が、強化されており、日本でも28日から原則外国人は入国できません。(2国間合意した11ヵ国は除く)
どこまで、この変異株が影響を与えるのか未知数ですが、入国緩和に動いていた矢先に、規制強化となってしまい、来年もかなり影響が残りそうです。この変異株がさらに猛威をふるって感染者がさらに拡大となると、世界的な経済がどうなってしまうのか。
各国とも医療崩壊が叫ばれる中、もう世界へ自由に行くことがしばらくできないのか。ワクチンが有効なのか。しかし、ワクチンだろうが、本当に有効なのかまだ解っていない。ワクチンが変異に対応しているのかさえも未知である。
2020年は人類にとって試練の年となってしまった。まさか現代のしかも自分が生きている中でこのような未曾有の危機が発生するなど思ってもいなかった。世界各国を自由に移動できた事が当たり前になっていた世界から、一転移動することができない世の中になってしまった。
今年は人生の転機として、インドネシアで仕事をすると決めて会社を辞め、独立してさあ始めようとした矢先でのコロナによる国境封鎖である。もちろん、色々な方法で現地に行くことは可能であるが、事情で複数回帰国しなければならない事もあり、2020年は結局様子見の状態で1年が過ぎる事となってしまった。
もちろん、この1年なにもしなかったわけでなく、下準備や得意先の確保など行いつつ、海外についての再度勉強できる時間がとれた事も大きかった。こうしてブログを書こうと思ったのも、ひとつの成果であり自分自身への反省と今後自分が行いたい事業に対しての思いを言葉にし、もっとインドネシアの事を皆さんに知ってほしいという思いもあります。
インドネシアも徐々に経済発展してきており、ジャカルタの市内にいると東京にいるような錯覚さえも起きてきますが、一方で地方に行くと、昭和の香りがする田舎町があり、そのギャップにいつも驚かされます。
今日より明日、明日より1ヶ月後には生活が良くなると思いながら、経済発展に身を寄せ頑張っているインドネシアの人々をみていると、こちらのもっとやるべきことはあると奮起できます。
日本ではある程度経済が成長しきった事もあり、これ以上の伸びしろは、なかなか難しい状況ですが、インドネシアや他の東南アジアにいくと、そのエネルギッシュな人々に圧倒されます。この日々成長しているという感覚が、今の日本人に欠けており、先行きが不安定であればこそ、なにか今の日本にいても、ものたりないものを感じてしまっていました。
海外で自分が今まで培ってきた知識や経験が活かしきれるかどうかは、もちろん結果がすべてですので、これからの事ではありますが、2021年は活動再開という事で、いままで沈黙した時間を取戻す勢いでやろうと決意したいと思います。とにかく、コロナで停滞している世の中を変えていく意気込みで事業を行う事で、突破できる道筋を探りたいと思っています。