Businessに関する記事一覧
インドネシア、富裕層のPertaliteを制限へ。では「お金持ち」をどう見分けるのか
インドネシア政府が、所得上位10%を対象に安価なガソリンPertaliteの購入制限を検討しています。1リットル1万ルピアという安さを、本当に必要な人だけに届けたい政府。しかし、ガソリンスタンドでお金持ちをどう見分けるのでしょうか。制度の狙いと、実際に運用する際の難しさを現地の視点から考えます。
スタバのコーヒーは高いのか? インドネシアで考える「スタバ指数」
インドネシアのスタバでGrandeのアメリカーノが43,000ルピア。日本円なら400円弱で安いと感じますが、ローカルチェーンKopi Kenanganの約2.26倍です。韓国、タイ、中国、ベトナム、日本とも比較し、独自のスタバ指数から、為替換算だけでは見えてこない各国のコーヒー価格と体感物価の違いを考えてみました。
「カスボンできますか?」インドネシアの「前借り」文化を調べてみた
インドネシアで会社を経営していると、従業員から「カスボンできますか?」と相談されることがあります。給与の「前借り」を意味するKasbonは、実はオランダ語にルーツを持つ言葉。昔ながらの職場慣習から、EWAやGajiGesaなど最新フィンテックの登場まで、インドネシアのお金と働き方、そしてその背景についてお伝えします。
人生は、伏線だらけだった。「タコ案件、これは面白い。」
インドネシアで作る。その思いを形にする方法が分からない中、JICA事業への応募をきっかけにケンドマネジメントと出会いました。タコ案件、これは面白い。そして数か月後、海洋水産省で聞いた「タコなら、マカッサルでしょう。」という一言。翌日、私は初めてマカッサルへ。何気ない二つの言葉が、その後の人生を大きく動かしていきました。
人生は、伏線だらけだった。日本から持ってきても、売れない。
2014年10月、初めてインドネシアへ。日本のボイルタコを売るためのFS調査で、二人から忘れられない言葉をもらいました。「日本から輸入したタコなら買わない」「JICAの事業に応募してみたら」。工場も仕入先も資金もない。それでも、「インドネシアで作る」という考えだけが、頭の中に残りました。
一通のメールが、東京ビッグサイトにつながった日
東京ビッグサイトに並ぶ木製手洗器を見ながら、私が思い出していたのは、5年前に届いた一通のメールでした。面識のない鹿児島の水道工事会社から届いた相談が、インドネシアの職人たちとの出会いにつながり、一つのブランドへと育っていきました。人と人をつなぐことの価値を、あらためて実感した5年間の記録です。
中国企業がインドネシア離れを検討?プラボウォ政権が資源ビジネスを締め付ける本当の理由
中国企業がインドネシア以外のニッケル調達先を探し始めたという報道が話題になっています。背景には、プラボウォ政権による資源管理強化と国家歳入確保の動きがあります。なぜ今、インドネシア政府は資源企業への締め付けを強めているのか。そしてその影響はニッケル業界だけに留まらないのか。インドネシアで事業を行う立場から考察します。
インドネシアは本当に大丈夫か?中銀緊急利上げでも止まらないルピア安
インドネシア中央銀行が異例の緊急利上げを実施しました。政策金利は5.50%へ引き上げられましたが、ルピアは一時1ドル=18190ルピアまで下落。なぜ利上げしてもルピア安は止まらないのでしょうか。背景には財政赤字拡大、原油高による補助金負担、そして中央銀行の独立性への懸念があります。インドネシア経済の現状を解説します。
いったいヌサンタラはどうなるのか?憲法裁判所が「首都は依然ジャカルタ」と判断した意味
インドネシア憲法裁判所が首都移転法への違憲訴訟を全面棄却。しかし同時に「現時点の首都はジャカルタ」と明言したことで、“ヌサンタラ遷都は本当に進むのか?”という疑問が再燃しています。大統領令が出ていない理由、財政問題、インフラ未完成、外国投資停滞など、インドネシア史上最大プロジェクト「IKN」の現在地を読み解きます
なぜインドネシア人は時間にルーズなのか?“ゴム時間”文化の正体
約束の時間に遅れてくる、会議がなかなか始まらない、予定が直前で変わる。インドネシアで生活や仕事をしていると、日本人の時間感覚との違いに驚かされます。“ゴム時間(Jam Karet)”文化について解説。なぜ時間にルーズと言われるのか、その背景にある価値観、人間関係重視の文化、渋滞社会、南国ならではの感覚までご紹介します。