マカッサルに住んで5年。急に話しかけられても、笑顔だけで終わらなくなった
知らない人に、急にインドネシア語で話しかけられる。マカッサルに来たばかりの頃は、そんなとき、ただ笑顔で返すことしかできませんでした。
今は、相手の話を聞いて、答えられるようになっています。うまく話せているかは別として、急に話しかけられても、以前のように戸惑うことはなくなりました。
2021年10月から、マカッサルでの長期滞在が続いています。今月で、ちょうど5年になりました。こういうときに、5年前とは違うなと感じます。
笑顔で返すのが精一杯だった頃
話しかけられるのは、タクシーの中や、お店にいるときが多いです。最初の頃は、何を言われているのか分からず、笑顔でうなずくだけでした。
笑顔は便利です。その場は何となく収まります。でも、相手が何を聞きたかったのか、何を伝えたかったのかは、分からないまま終わってしまいます。
今は、その続きがあります。
話を聞いて、返事をする。すると、相手もまた話してくれる。タクシーなら、目的地に着くまで話が続くこともあります。たったそれだけのことですが、5年前の自分にはできなかったことです。
まだ「できる」とは言えないけれど
自分ではまだ、「インドネシア語ができる」と言えるほどではないと思っています。ちゃんと話せているかと聞かれたら、自信はありません。
うまく話せなくても、普段のやり取りは何とかなるようになってきました。急に話しかけられても慌てない。それだけで、毎日の暮らしはずいぶん楽になります。
夜9時に寝て、朝4時のアザーンで起きる
暮らしの中で変わったのは、言葉だけではありません。生活のリズムも、この5年でだいぶ整いました。
今は、夜9時ごろに寝ています。朝は4時ごろ、アザーンで目が覚めます。アザーンは、モスクから流れるお祈りの呼びかけです。目覚まし時計を使わなくても、毎朝この声で一日が始まります。
マカッサルは一年中暑い街です。休日の日中、特に暑い時間帯は、無理に外を歩きません。モールやカフェに入って、涼しいところで過ごします。
暑い時間に無理をしない。早く寝て、早く起きる。そんな生活が、今の自分には合っています。
ストレスになることを、少しずつ省く
もう一つ、この5年で変わったことがあります。
ストレスになることを、少しずつ生活から省いてきた感じです。
ストレスをためない。
ストレスになりそうなことは、できるだけしない。
自分ではどうしようもないときは、そのまま身を任せる。
無理に何とかしようとせず、そのまま待つこともあります。少しずつそういう過ごし方になって、気持ちも楽になってきました。
5年たって、今思うこと
5年たって、慣れたというより、対応力がついたと感じています。言葉はまだ十分ではありませんが、生活のリズムは整い、ストレスになることも少しずつ省いてきました。
マカッサルでの暮らしは、少しずつ、自分に合ったものになってきました。6年目も、自分のペースで暮らしていけたらと思います。
