ラマダン中のマカッサル空港は、いつもより静かだった!断食の季節に感じる“落ち着いた出発”
ラマダンの時期、インドネシアの空気は少し変わります。
街は普段よりも静かで、
人々の表情にはどこか落ち着いた雰囲気があります。
イスラム教徒にとってラマダンは、
単なる「断食の月」ではなく、
心を整え、生活を見直す大切な期間です。
そんなラマダンの最中、
私は1週間だけ日本へ一時帰国することになりました。
南スラウェシの玄関口である
マカッサル・スルタン・ハサヌディン国際空港。
普段は活気のあるこの空港ですが、
ラマダン中の空港は、
どこか少し違う雰囲気をまとっていました。
ラマダン中のマカッサル空港の様子と、
ガルーダインドネシア航空でジャカルタへ向かう出発の様子を紹介します。
ラマダンのマカッサル空港は、少し静か

空港に到着してまず感じたのは、
普段よりも落ち着いた空気でした。
マカッサル空港は地方空港とはいえ、
スラウェシ最大のハブ空港です。
普段は多くの人が行き交い、
ロビーもかなり賑やかなことが多いのですが、
ラマダンの時期は少し違います。
人の数が極端に少ないわけではありません。
ただ、
空気が落ち着いているのです。
人々の動きがどこかゆっくりで、
騒がしさがありません。
これはラマダンの特徴でもあります。
日中は断食をしている人が多く、
エネルギーを温存するように
生活のリズムが少し穏やかになります。
その空気が、
空港にも自然と流れているように感じました。
ラマダン装飾が出迎える空港ロビー

空港の中に入ると、
ラマダンらしい装飾が目に入ります。
中央には「Ramadan Kareem」の装飾。
モスクのアーチを模したデザインと
ランタンの装飾が並び、
とても綺麗です。
インドネシアの空港では、
ラマダンになるとこうした
イスラム文化の装飾が多く見られるようになります。
こうした演出を見ると、「ああ、ラマダンの季節なんだな」と改めて実感します。
宗教行事が街の空気を変える。
インドネシアらしい光景です。

スムーズなチェックイン
今回のフライトはガルーダインドネシア航空でジャカルタへ。
マカッサルからジャカルタは
国内線の主要路線なので、
便数も非常に多い路線です。
チェックインカウンターに向かうと、
混雑はほとんどありません。
セルフチェックイン機もあり、
手続きは非常にスムーズ。
荷物を預け、
すぐに出発エリアへ向かいます。
ラマダン期間中は、
空港の混雑も少し落ち着く印象があります。
特に昼間は、人の動きがやや少なくなる傾向があります。
逆に、日没後はかなり賑やかになることもあります。
断食明けの時間帯になると、
人の活動が一気に活発になるからです。
静かな制限エリア

出国審査や保安検査を終えると、
すぐに制限エリアです。
ここも、
いつもより少し静かな印象。
天井のデザインが特徴的な
マカッサル空港の新しいターミナルは、
やはり綺麗です。
広々としていて、
床もピカピカ。
天井は木目調の曲線デザインで、
かなりモダンな造りになっています。
地方空港としては
かなりレベルの高い空港だと思います。
お土産店も営業中
制限エリア内には
お土産店も並んでいます。
「OLEH OLEH KHAS MAKASSAR」
と書かれた店では、
マカッサルのお土産が販売されています。
ラマダン中でも
お店は通常通り営業しています。
旅行者にとっては
ありがたいですね。
ラウンジへ直行

チェックインを終えたら、
今回もまず向かうのはラウンジです。
マカッサル空港には
いくつかラウンジがありますが、
今回はBlue Sky Loungeを利用します。
インドネシアの空港ラウンジは、
意外と居心地が良い場所が多いです。
ラウンジに入ると、
落ち着いた照明とソファ席。
装飾もどこか
中東風のデザインになっていて、
ラマダンの雰囲気に合っています。
ラマダンでも食事している人が多い
ラマダンというと、
「日中は誰も食べないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし実際には、
空港では普通に食事をしている人も多いです。
理由はシンプルで、
旅行中は断食を免除される場合があるからです。
イスラム教では、
旅行中の場合は断食をしなくても良いとされています。
そのため、
空港では多くの人が
普通に食事やコーヒーを楽しんでいます。

私も遠慮なく
コーヒーを飲みながら
フライトまでの時間を過ごします。
ラウンジのコーヒーでも、
なかなか美味しい一杯が楽しめます。
出発前のコーヒーは
ちょっとした楽しみです。

機材はすでに到着
搭乗案内を見ると、
今回のフライトは
定刻出発の予定。
どうやら
ケンダリからの機材が
すでにマカッサルに到着しているようです。
インドネシアの国内線は、
機材の遅れで
出発が遅れることも珍しくありません。
そのため、
「定刻出発になりそう」
というだけで
少し安心します。
ラウンジ特典でカート移動

搭乗時間が近づいたので、
搭乗ゲートへ向かいます。
マカッサル空港では、
ラウンジ利用者は
カートで搭乗口まで移動できるサービスがあります。
これが意外と便利です。
空港は広いので、
歩くとそれなりに距離があります。
カートに乗ると、
空港の通路をゆっくり進んでいきます。
ちょっとした
VIP気分の移動です。
すでにボーディング開始

搭乗口に到着すると、
すでにボーディングが始まっていました。
ガルーダインドネシア航空は
インドネシアのフラッグキャリアだけあって、
・搭乗案内
・スタッフの対応
・案内表示
などが比較的しっかりしています。
スムーズに進み、
ストレスなく搭乗。

こういう小さなところが、
やはりガルーダの安心感です。
ラマダンの空気の中で出発
こうして、
ラマダン中のマカッサル空港から
ジャカルタへ向かうフライトが始まります。

普段よりも
少し静かな空港。
落ち着いた空気。
そして
断食の季節ならではの
独特の雰囲気。
ラマダンは
単なる宗教行事ではなく、
街の空気そのものを変える季節
なのだと改めて感じました。
次回は、
ガルーダインドネシア航空の機内の様子と
ジャカルタまでのフライトを紹介します。