ガルーダで日本へ!マカッサル空港で過ごす極上の出発前時間!ブルースカイラウンジで優雅に出発!
マカッサル・スルタンハサヌディン空港からジャカルタ経由で羽田へ。ガルーダ・インドネシア航空なら、荷物スルーで手間いらず。出発前は新設ブルースカイラウンジで食事やコーヒーを楽しみ、カート送迎で搭乗口へ。VIP気分の出発体験をレポートします。
ガルーダで楽々帰国
インドネシア・マカッサルから日本へ一時帰国する際、最も一般的なルートが「マカッサル → ジャカルタ → 東京(羽田・成田)」という乗り継ぎルート。
地方都市から出発する旅では、国内線と国際線の乗り継ぎに手間がかかることが多いのですが、今回はガルーダ・インドネシア航空を利用したおかげで、マカッサルから羽田までスルーでチェックイン。
荷物も最終目的地の羽田まで自動で運ばれるため、ジャカルタで再チェックインする必要がなく、実にスムーズな旅のスタートとなりました。
スルタン・ハサヌディン空港の象徴
マカッサルの空の玄関口「スルタン・ハサヌディン国際空港(Bandar Udara Internasional Sultan Hasanuddin)」に到着すると、まず目に飛び込んでくるのが、勇ましいスルタン・ハサヌディンの巨大な銅像。

彼は17世紀にオランダとの戦いで活躍したブギスの英雄で、今も南スラウェシの誇りとして人々に敬われています。
空港の前でこの像を見ると、「これから旅が始まるんだ」という高揚感とともに、マカッサルらしさを感じる瞬間でもあります。

進化を続けるマカッサル空港

ターミナル内に足を踏み入れると、天井の高い開放的な空間が広がります。
近年リニューアルされたチェックインエリアは、ガラスと金属を基調にしたモダンなデザイン。
ガルーダ・インドネシア航空のカウンターでは、今回は羽田までの通しチェックインが可能でした。

荷物には「HND」のタグがつき、そのまま日本までスルーで運ばれるという便利さ。
これならジャカルタで荷物を受け取る手間もなく、国際線への乗り継ぎもスムーズです。
出発前の特別な時間 ― 「BLUE SKY PREMIER LOUNGE」
チェックインを終え、保安検査と搭乗手続きを済ませたあとは、いよいよ空港のラウンジへ。

マカッサル空港にはいくつかのラウンジがありますが、今回利用したのは新しくオープンした「BLUE SKY PREMIER LOUNGE(ブルースカイ・プレミアラウンジ)」。

国内線ターミナル内にありながら、国際線クラスのクオリティを誇るラウンジです。
受付を済ませて中に入ると、木目調のインテリアと温かみのある照明が出迎えてくれました。

テーブルには観葉植物と黄色い花があしらわれ、全体的にナチュラルで居心地のよい空間に仕上がっています。
種類豊富なフード&ドリンク ― ホットミールもデザートも充実
ブルースカイラウンジの魅力は、なんといっても食事の充実ぶり。

インドネシア国内のラウンジでは軽食中心のところも多いのですが、ここでは本格的なホットミールがずらりと並びます。

料理のディスプレイも美しく、まるでホテルのビュッフェのよう。

コーヒーや紅茶、ソフトドリンクはもちろん、冷たいジュースも自由に楽しめます。軽く食事をとりながら搭乗を待つには、十分すぎるほどのクオリティです。
ゆったりとした空間 ― 出発前に心を整える時間
ラウンジ内には、ビジネス客向けのデスク席や、リラックスできるソファ席も設けられています。
静かな音楽が流れる中、搭乗までの時間を思い思いに過ごす人々。ここで一息つきながら翌日の予定を整理。
「これから日本に帰国するのか」と、少し感傷的な気分にもなります。
空港ラウンジでの静かなひとときは、喧騒の中にある“旅の休符”のような存在です。
VIP気分!搭乗口までカートで送迎サービス
ブルースカイラウンジのもうひとつの魅力が、搭乗口までのカート送迎サービス。
搭乗案内が始まる少し前になると、スタッフが声をかけてくれ、ゲートまで案内してくれます。
空港内を電動カートで移動するのは、まるでVIPのような体験。

ゲート6までの道のりを、座ったままスーッと進んでいくと、周囲の視線を少しだけ感じつつ、心の中ではちょっとした優越感がこみ上げます。このラウンジだけの特典で、出発前の最後の“特別なサービス”として印象に残ります。
搭乗ゲートから見える夕暮れの空
搭乗ゲートに到着すると、すでに夕暮れが空を染め始めていました。

この日はガルーダ・インドネシア航空 GA609便(マカッサル発17:45 → ジャカルタ着19:15)。

この便に乗り、ジャカルタで羽田行きの深夜便へと乗り継ぎます。
一日を締めくくる夕方便らしい落ち着いた雰囲気の中、いよいよ日本へ向かう旅が始まります。
機内へ
搭乗口を通り、ボーディングブリッジを進むと、外にはすでに待機中のガルーダ機の機体が見えます。

機内に入ると、明るい照明とともに青とオレンジのシートが並び、清潔感のあるキャビン。
乗客が次々と座席に着き、出発の準備が進んでいきます。

まとめ ― 旅の始まりを快適に演出するマカッサル空港の新しい魅力
かつては地方空港という印象の強かったスルタン・ハサヌディン空港ですが、近年の改修で大きく進化しています。中でも「BLUE SKY PREMIER LOUNGE」は、地方空港とは思えない快適さとホスピタリティを備え、旅の始まりをより豊かにしてくれます。
本格的な食事と快適な空間で過ごせるラウンジ、搭乗口までのカート送迎でVIP気分を味わえるとなれば、出発前の時間がまるで“ひとつの小旅行”のよう。ガルーダ・インドネシア航空の穏やかなサービスと合わせて、日本への一時帰国を快適にスタートできること間違いありません。
次回に続きます。