【インドネシア渡航】マカッサルの離島!バランチャディ島に行く

Indonesia

マカッサルの近海には離島が100以上もあります。マカッサルに近い島はほとんどが有人島であり、島民のほとんどが漁民及びその家族で構成されています。今回は、マカッサル近くの離島のひとつであるバランチャディ島を訪問します。

船をチャーター

オランダ統治時代の要塞フォートロッテルダムのすぐ海岸沿いにあるパンニュア埠頭(Dermaga Pannyua)からスタートします。

埠頭には屋台や露店が立ち並んでいて島に行く前に食事や買い物をしてから船に乗り込んでいくようです。島民が利用する公共の船で行くことも可能ですが、時刻表があるわけでもなく、いつ出発するのかわからないので船をチャーターするのは一般的です。船主と直接交渉となりますが、島の往復で料金が決まるのですが、金額交渉を経て100万ルピア(約9,000円)で行ってもらうことになりました。

もっと安い船もあるのですが、エンジンが1基の船ですと速度が遅く、島への到着も遅くなってしまいます。雨季なのでなるべく波が静かな午前中の内に戻ってくる予定にしています。いつ天候が変化してもすぐに島を脱出できる体制が大事となります。なるべく移動時間を短縮できるエンジン2基のスピードボートをレンタルすることになりました。特急料金のようにチャーター値段が高い分だけ速度が早くなる感じです。

料金も決定したので、桟橋から船に乗り込んで行きます。桟橋は木製で海に落ちそうになりながら船に乗り込みます。背もたれなどなく、座るだけの座席と屋根があります。日差しは避けられそうなのですが、長袖と長ズボンを履いて日焼け止めクリームを塗ります。曇り空でも肌が焼けてしまい、以前大変な思いをしているので日焼け防止は万全な体制にします。

ラエラエ島上陸

桟橋を出発すると、数分でマカッサル港の堤防の役目をしている、ラエラエ島(Pulau Laelae)に向かうようです。ここで往復分のガソリンを調達します。

船を固定して船主がガソリンを買っている間に浜に降り立ちます。ラエラエ島は、マカッサル市の有人島で、マカッサルの海岸から1.5kmしか離れていません。海岸は柔らかくきれいな白い砂で覆われていますが、マカッサルに近いせいもありゴミが散乱しているので綺麗な海岸という訳ではありません。サンゴ礁の状態も悪く海も澄んではいないので、観光で訪れるような島にはなっていません。観光ではラエラエ島よりも少し沖合のサマロナ島の方が、人気があります。

ラエラエ島は夕陽が綺麗なところとしても有名なのですが、船のアクセスしかないのが不便なところですが、マカッサル市のロッテルダム要塞まで貫通したとされるトンネルの形をした歴史的遺物もあるそうです。現在ではトンネルは土の覆われて閉じてしまっているのですが、もしトンネルが貫通していれば、ラエラエ島までトロッコなどで移動するなどマカッサルの観光名所になったかもしれませんが残念です。

バランチャディ島へ向けてエンジン全開

ガソリンも補給したので、目的地であるバランチャディ島(pulau Barrang Caddi)へ出発します。ラエラエ島からは外海になるので、2基あるエンジンを全開で運転していきます。

小船ですが、浮き上がって海の上を飛んでいるのではないかと錯覚するくらいものすごい勢いです。船の速度は40km/hほどで移動していきます。通常の船は10km/hくらいなのでとにかく速度が他の船とはまったく別物です。ちょっと大きい波だと叩きつけるような感じで船が壊れてしまうのではないかと心配するくらい大きく揺れますが、船主は平気な顔をしながらスピードを緩めることはありません。エンジンの馬力の違いを感じながら島へと近づいていきます。

サマロナ島を一瞬で通り過ぎ、バランチャディ島が近づいてきます。通常マカッサルの港からバランチャディ島までは1時間以上かかるところがなんと15分で到着できるそうです。

ぽっかりと浮かぶ離島バランチャディが見えてきました。

急にエメラルドグリーンのサンゴ礁の中に入ると海の景色が一変します。

次回はバランチャディ島の上陸の様子をお伝えしたいと思います。

 

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