帰国は一気に特別に! JAL720ビジネスクラス「1A」で一気に気分が上がった朝
帰国の朝は、いつも少しだけ現実味が薄く感じられます。
荷物は前夜のうちに整えてあるのに、頭の中だけがまだ旅の続きを探しているような感覚があり、目が覚めた瞬間から感情が落ち着きません。
今回も同じでした。
オーチャードホテルで一泊し、スカルノハッタ国際空港へ向かうだけ。やること自体はとてもシンプルです。それでも、なぜか気持ちは妙に高揚していました。
実は理由ははっきりしています。貯めていたマイルの有効期限が迫っており、今回はそれを失効させないために使い切る帰国だったからです。合理的な判断のはずでしたが、この選択が思いがけず、帰国そのものを特別な体験に変えてくれました。
ホテルの朝を静かに出発
まだ外が完全に目覚める前、オーチャードホテルを出発します。

ロビーには夜の名残の静けさが残っており、スタッフの動きも落ち着いています。ジャカルタの朝は慌ただしい印象がありますが、この時間帯だけは別世界です。
シャトルバスに乗り込み、スカルノハッタへ向かいます。

ホテルから空港までを一直線に結んでくれるこの移動は、余計なことを考えずに済むのがありがたいところです。こうした“静かな移動”があるだけで、帰国が丁寧なイベントに変わります。
ターミナル3に到着し、JALカウンターへ

スカルノハッタ国際空港のターミナル3に到着すると、空港特有の明るさと広さに包まれます。
ここに立つと、自然と気持ちが切り替わります。これから飛ぶのだ、というスイッチが入る瞬間です。
JALのチェックインカウンターで手続きを進めます。

慣れた流れで進むはずのチェックインでしたが、搭乗券を受け取った瞬間、思わず目が止まりました。
座席は「1A」。
「1A」という文字が、気分を一気に持ち上げます
ビジネスクラス自体は、これまでにも何度か利用しています。
それでも「1A」という座席番号には、別格の響きがあります。
機内の最前列。
自分の一日が、静かに格上げされたような感覚になります。
今回のビジネスクラス利用は、完全にマイル消化のためでした。
特別な記念日でもなく、無理をしたわけでもありません。それでも、座席番号ひとつでここまで気分が変わるのは、旅ならではだと思います。
合理性の上に、ちゃんと感情が乗ってくる。
だからこそ、この帰国は記憶に残るものになります。

出国後は、ガルーダ・インドネシアラウンジへ
出国審査を終えると、空港の空気がまた一段変わります。

外の世界から切り離され、あとは飛行機に乗るだけの空間です。
今回はガルーダ・インドネシアラウンジを利用しました。

時間帯の影響もあり、ラウンジ内は驚くほど空いています。人が少ないだけで、同じラウンジでも印象は大きく変わります。
席選びに悩む必要もなく、周囲の音も控えめです。

この時点で、「今日はもう良い流れだな」と感じました。
コーヒー一杯で整う、出発前の余白
ラウンジでは、コーヒーを一杯だけいただきます。

食事をしっかり取るよりも、この時間帯は軽く整える程度がちょうど良いです。
カップを手にして席に座り、窓の外や人の流れをぼんやり眺めます。
ビジネスクラスで帰国という強めのご褒美も相まって、気分はずっと上向きのままです。
忙しい日々の中で、こうした余白の時間はとても貴重だと感じます。
機材はB787-9、しかもワンワールド塗装

搭乗口へ向かう前に、窓越しに機体を確認します。
今回のJAL720便はB787-9で、しかもワンワールド塗装でした。

こうした偶然の“当たり”は、旅好きにとっては嬉しい要素です。
昨年まではB767-300が多かった印象があるため、機材が変わっているだけでもテンションが上がります。
787のシルエットは、何度見ても美しく、出発前の気持ちをさらに高めてくれます。
久しぶりのビジネスクラス搭乗で、気分は最高潮
搭乗が始まり、機内へ入ります。

ビジネスクラス特有の落ち着いた空気、通路の広さ、席までの距離の短さ。そのすべてが、これから始まる時間を特別なものにしてくれます。
1Aに座ると、目の前の空間がすべて自分のもののように感じられます。

収納の位置やテーブルの動き、モニターの大きさを確認するだけでも楽しく見るだけで気分が上がります。
ここから先は、ただ運ばれるだけの時間です。
それでも、特別な旅が始まる前のような高揚感があります。
ジャカルタを出発
滑走路へ向かう動きが始まり、窓の外の景色がゆっくりと流れていきます。

ジャカルタの空は、いつもどこか湿度を含んで見えます。
地上の灯りや空港の設備を眺めながら、「いま、ここを離れるのだな」と実感が追いついてきます。
それでも、感情は不思議と落ち着きません。
久しぶりのビジネスクラス。テンションが最後まで落ちないまま、離陸の瞬間を迎えることになりました。
帰国は、こうした始まり方をすると、最初の一歩からもう満足度が違います。
