2025/07/12

インドネシア国内線で信頼できる航空会社の選び方！夕方以降の移動はガルーダ一択！

マカッサル発ジャカルタ行きで「時間の価値」を守る

インドネシア国内でも屈指の多便路線、マカッサル〜ジャカルタ間。1日30便以上が飛ぶ中、夕方以降の移動で時間を確実に守りたいなら、「ガルーダ・インドネシア航空」が最適です。チェックインのスムーズさ、定刻運航、快適な機内環境など、他社との圧倒的な違いを体感した実体験を詳しくレポートします。

多頻度区間

インドネシアの中でも特に利用者の多い国内線ルート、マカッサル（UPG）〜ジャカルタ（CGK）。この路線はビジネス・観光を問わず多くの乗客が行き交うため、毎日30便以上が飛び交う超過密スケジュールの区間です。

運航している航空会社も多彩で、ガルーダ・インドネシア、ライオンエア、バティックエア、シティリンク、スリウィジャヤエア、ペリタエア、スーパーエアジェット、そして新興のBBN航空まで、まさに選び放題。

しかし「選べる自由」がある一方で、「選び方を間違えると大変な目に遭う」のがこの路線の実情。特に夕方以降の時間帯には、フライトの遅延や混雑、長蛇のチェックイン列に巻き込まれ、疲弊してしまう乗客も少なくありません。そんななかで、ガルーダ・インドネシア航空は、他社とは一線を画す「快適さ」と「信頼性」を提供してくれる存在です。

便数が多いからこそ、選択を誤ると痛い目に遭う

マカッサル〜ジャカルタ路線は、1日を通して早朝5時台から深夜まで便がびっしり詰まっています。中でも夕方17時〜20時台は、各航空会社が集中してフライトを組んでおり、同時間帯だけでも10便以上が出発する激戦区です。

この中からどの航空会社を選ぶか、一見「どれでもいいんじゃないか」と思われがちですが、実際には空港でのチェックイン時間・待ち時間・遅延率などで、快適さに大きな差が出ます。

特にライオンエアやバティックエアは利用者が多く、安価なチケットのために荷物預けの列が1時間以上になることも珍しくありません。カウンター前で立ち尽くし、次第に不安になる……そんな光景はもはや日常です。

ガルーダのチェックインカウンターは別世界

そんな中、ガルーダ・インドネシアのチェックインカウンターに行くと、まるで空気が変わります。

スタッフは丁寧に対応し、預け荷物もすぐに処理され、列の長さも適度。私の今回の搭乗では、到着から10分ほどでチェックインが完了しました。

周囲を見渡せば、ライオンやスーパージェットのカウンター前には長蛇の列。疲れ切った表情の乗客たちと、ガルーダ利用者との表情の差は歴然でした。

「時間をお金で買う」という表現がありますが、まさにこの瞬間こそ、その価値を実感する場面です。

遅延が当たり前の中で「定刻運航」を守るガルーダ

夕方以降の時間帯は、混雑、滑走路の順番待ち、空港内の処理遅延など、様々な要因で1〜2時間の遅延が珍しくありません。

特にLCC系航空会社は、日中の遅れが夕方便に響き、そのままズルズルと遅延していきます。

ところが、ガルーダ・インドネシアのGA617便（19:00発）は、きっちりと定刻にゲートが開き、18:30過ぎには搭乗開始。ゲート付近には混雑があっても、後方から順番に搭乗していく秩序が保たれており、全体の運用に無駄がない印象です。

この「定刻に出発して定刻に到着する」というシンプルで当たり前のことが、インドネシアの国内線においては非常に貴重です。特に、ジャカルタで乗り継ぎがある人や仕事の予定が詰まっている人にとっては、精神的な安心感が大きいはずです。

機内設備も他社よりワンランク上の安心感

今回の機材はボーイング737型機。各シートには個別モニターが設置され、映画や音楽が楽しめるのはもちろん、フライト情報や地図も確認できます。また、シートのクッション性が高く、座席幅が広いため、長時間の移動でも疲れにくいのが特徴。シートポケットも清潔に保たれており、全体的なメンテナンスの質の高さが感じられます。

これは、ローコスト系航空会社の「モニターなし・前座席の破れ・機内の湿気」といった状態とは一線を画すポイントです。

ビジネスにも観光にも「確実な移動」が求められる時代

特にビジネス利用者にとって、予定通りの移動は最優先事項です。

「遅れるかもしれないから、2時間早めに空港に行く」

「遅延して夜中の到着になってしまった」

こんな経験が何度も積み重なると、安価なチケットの魅力も薄れてしまいます。

ガルーダは価格こそ他社より高いものの、スカイチーム加盟のナショナルフラッグキャリアとしての誇りを感じる対応と設備があります。

最後に特筆すべきは、スカルノハッタ空港における到着ターミナルの違いです。ガルーダ・インドネシア航空とペリタエアのみが、国際線と同じターミナル3に到着します。そのため、他の国内線航空会社のようにターミナル移動をする必要がなく、国際線へのスムーズな乗り継ぎが可能です。レガシーキャリアを利用したい出張者や旅行者にとって、これは見逃せないポイントでしょう。