BNIカード不正利用から復旧まで7日間!提出物・手順・注意点を時系列で解説
決済エラーで判明したBNIカードの不正利用。スクショや明細などの提出物、問い合わせ先、カード停止→再発行→返金申請の流れと注意点を、体験ベースで7日間の時系列に沿って具体的に解説します。
BNIクレジットカードが突然使えない!?
ある日、いつものように決済しようとすると、BNIのクレジットカードが突然使えなくなりました。限度額でも超えたのかとアプリで確認すると、見覚えのない Amtrak(アメリカの鉄道会社)名義の請求が4件、合計で約8万円。その期間は当然インドネシアに滞在しており、アメリカに行くはずもありません。
本記事では、発覚 → 支店対応 → 証拠提出 → 新カード受取 → 返金手続きまで、私が実際に行ったことを時系列でまとめます。BNIユーザーに限らず、海外生活でカードを使う方の参考になれば幸いです。
「あれ? 決済が通らない」から始まった異変
最初の違和感は、ごく普通のインターネット決済が通らなかったこと。2回試してもエラーだったため、「これはおかしい」と感じてBNIアプリの明細をチェックすると、Amtrakという見慣れない加盟店の請求が同日に4回。金額はいずれも数十万〜数百万ルピア台で、合計すると日本円で約8万円。この時点で「不正利用だ」と判断し、当日中にBNIの支店へ向かいました。
支店での対応:不正利用認定 → カード停止 → 再発行が即決
窓口で事情を説明し、アプリ画面を提示すると、担当者の端末でも不正利用の疑いが確認されました。
その場で以下が決定・実行され、説明も非常にスムーズでした。
現カードの即時停止(これ以上の被害を防止)
新カードの再発行(番号は新しく発行)
到着目安は約1週間
さらに、返金(チャージバック)手続きはBNIコールセンター宛にメールで、という具体的な案内まで受けられたのが心強い点でした。
返金(チャージバック)手続き:メールで“証拠”を送るだけ
支店の案内に従い、不正と認識する取引の証拠をまとめて指定先へメール送付しました。私が送ったのは次の3点です。
- パスポート写真
- トランザクション履歴(アプリの明細)
- 不正利用されたカードの写真
- あわせて本文では、不正利用の取引日時/金額/加盟店名/件数を箇条書きで整理して記載
送付後の対応は驚くほど速く、受領確認 → 調査 → 返金手続きの案内まで滞りなく進みました。現場はこの種の案件に手慣れている印象で、こちらの不安を汲み取りつつ丁寧に進めてくれたのが印象的です。
そして1週間後、新カードが「ちゃんと」届いた
案内どおり、約1週間後に新しいカードが無事到着。受け取り次第すぐにアクティベーションを行い、各サービスに登録しているカード情報を順次更新しました。古いカードに紐づいていた定期課金も、新カードへ切り替え完了。
不正利用分についても、メールでの提出物と説明が功を奏したのか、返金手続きはスムーズに進行。結果的に金銭的なダメージは回避でき、胸をなで下ろしました。
どこで漏れた?
今回、番号流出の原因は不明です。海外生活・オンライン決済が当たり前の時代に、100%の防御は現実的ではないと痛感しました。だからこそ重要なのは、
発見を早めること
見つけた瞬間に止めること
BNIの即時停止 → 再発行 → 返金手続きという流れが確立していたおかげで、被害を最小限に抑えられたのだと思います。
まとめ:迅速な初動と、証拠の整備がすべて
今回の件は、「おかしい」という直感に従って即行動し、スクリーンショットや明細などの証拠を先回りで揃えたことが功を奏しました。BNI側の対応も迅速かつ丁寧で、不正利用の認定 → カード停止 → 再発行 → 返金まで迷いなく進められました。
不正利用は残念ながら誰にでも起こり得る日常のリスクです。だからこそ、早期発見・即時停止・淡々と証拠提出の3点セットを体に染み込ませておくことが、何よりの防御。これからも、賢く安全にキャッシュレスと付き合っていこうと思います。