マカッサルから15分!サマロナ島で半日シュノーケリング体験|透明な海とサンゴ礁に癒される

Indonesia Makassar

マカッサルは、海に面した港町。その沖合には、美しいサンゴ礁と白砂のビーチに囲まれた小さな島々が点在しています。なかでも、マカッサルからもっとも気軽に訪れることができるのが「サマロナ島(Pulau Samalona)」です。船でわずか15分。白砂のビーチとサンゴ礁に囲まれたサマロナ島で、初心者でも楽しめる半日シュノーケリング体験をご紹介します。

朝8時、マカッサルの港を出発

この日は快晴。朝8時に、フォートロッテルダム(現地では「ベンテン」と呼ばれる歴史的要塞)のすぐそばにある桟橋に集合し、小型のチャーター船に乗り込みました。港から島まではわずか15分。移動中には、マカッサルの街並みや、建設中のモスク「99ドームモスク」などの近未来的な風景も目にすることができます。海風が心地よく、都市部の喧騒から離れていく感覚がたまりません。

サマロナ島に到着、素朴なビーチと癒やしの空間

サマロナ島は、周囲をぐるりと歩いても10分とかからないほどの小さな島です。ビーチには白砂が広がり、地元の人々が建てた素朴な東屋や小さな売店が点在しています。観光地でありながら、どこか手つかずの素朴さが残る風景が魅力です。

島には数名の住民が暮らしていますが、マカッサルから近いため、日帰りでの訪問が基本。バンガローに宿泊することも可能ですが、設備面などを考えると日帰り利用がおすすめです。シュノーケリングや写真撮影、読書や昼寝など、それぞれが思い思いの時間を過ごせる、自由で平和な空間が広がっています。

サンゴ礁と魚たちに囲まれてシュノーケリング体験

さっそく水着に着替え、マスクとシュノーケルを装着して海へ。ビーチの目の前からすぐにサンゴ礁が広がっており、波も穏やかなので、初めての方でも安心して楽しめます。

この日はやや海が濁っていましたが、それでもサンゴの合間を泳ぐ美しい魚たちの姿をはっきりと確認できました。特に印象的だったのは、黒と白の縞模様が目を引く「ミノカサゴ」。触れると毒がありますが、その優雅に漂うような泳ぎは、水中でもひときわ目立ちます。また、黄色と白の縦縞模様が特徴の「ツノダシ」や、真っ青な小魚の群れも見られ、まるで天然の水族館にいるかのようでした。

浅瀬でも多様な魚種が見られるため、小さなお子様連れでも安心です。チャーター船にお願いすれば、サンゴ礁のドロップオフ(急に深くなる境界)まで連れていってもらうことも可能です。より深いエリアでは、さらに色鮮やかな熱帯魚やウミウシ、イソギンチャクなど、多種多様な海洋生物に出会えます。海中カメラを持参すれば、思い出を美しく残せるのでおすすめです。

チャーター船で自由なスケジュール

今回利用した船は1日貸し切りで、料金は500,000ルピア(約5,000円)。時間制限がないため、好きなだけ海に潜って、疲れたら浜辺でひと休み…というゆったりとした贅沢な過ごし方ができます。私たちは朝に出発して11時にはマカッサルに戻るスケジュールで行動しましたが、時間に余裕がある方は昼食も島でとり、午後までゆっくり過ごすのもおすすめです。

島内のガゼボでは、焼き魚やココナッツジュースなども味わえます。素朴な味ですが、海風を感じながら食べる料理は格別です。

サマロナ島はマカッサル滞在中の必見スポット

マカッサル市街地からわずか15分で、これほど美しい自然が広がる海に出られるのは、まさに贅沢。観光やビジネスでマカッサルを訪れた際には、ぜひ時間をつくってこの「半日アイランド・エスケープ」を体験してみてください。シュノーケリング初心者から海好きの上級者まで、きっと癒やされるひとときが待っています。

📌 基本情報まとめ:サマロナ島シュノーケリング

  • アクセス:マカッサル市内・フォートロッテルダム桟橋から船で約15分
  • チャーター料金:1日500,000ルピア程度(交渉可能)/1船あたり8〜10人まで乗船可能
  • アクティビティ:シュノーケリング(マスク・フィンはレンタル可)、散策、写真撮影、軽食
  • 所要時間目安:半日(3〜4時間)でも十分楽しめる
  • 注意点:日焼け止めは必ず持参しましょう
 

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