負けたままでは終われない!インドネシアでの失敗と成長、そして来年取り戻すための戦略と決意
今年は、正直に言えば「悔しさが多い一年」でした。
判断が遅れてチャンスを逃したこと、言葉にできずすれ違った場面、
仕組みが追いつかず現場に迷惑をかけた瞬間——すべて、自分の力不足が原因です。
でも、このまま終わるわけにはいきません。
来年こそは、“言葉ではなく行動で証明する年”にします。
日本向け輸出ラインの再構築、工場運営の仕組み化、人材とパートナーの選別基準の再定義。
弱さを認めた上で、それでも前に進む覚悟を書き残しておきます。
◆ 年末に振り返る
今年は、本当にうまくいかないことも多い一年でした。
思い返すと胸が苦しくなる場面もあり、逃げたくなる日もありました。
自分の未熟さに悔しさが込み上げ、眠れない夜もありました。
それでも今年を越えてこられたのは、関わってくれた人たちがいたからです。
手を差し伸べてくれた人がいました。
厳しい言葉で目を覚まさせてくれた人がいました。
期待して任せてくれた人がいました。
それに応えられたか?胸を張れるか?と聞かれると、まだ「はい」と言い切れない自分がいます。
だからこそ、年末のこの日に向き合って書いています。
◆ 今年の反省 —— 言い訳せずに、すべて自分の責任として受け止める
今年の失敗や停滞には理由があります。
しかし、その理由を「言い訳」に変えた瞬間、前には進めません。
だからあえて言い切ります。
今年の課題は、すべて自分の責任です。
- 判断が遅れ、チャンスを逃した
- コミュニケーション不足で誤解を生んだ
- 現場任せにしすぎ、仕組み化が追いつかなかった
- 決めきれず、前に踏み出せなかった場面があった
- 本気を見せられず、信頼に応えきれなかった相手がいた
「もっとできたはずだ」と思う瞬間があるなら、それは伸び代でもあります。
情けなさや悔しさは、来年に持っていく燃料にします。
◆ それでも前に進んだ一年だった
反省ばかりで終わらせるつもりはありません。
今年、確かに得たものもあります。
- インドネシアの事業構造・規制・文化理解の深まり
- 行政との協議、投資家との議論、輸出制度面の経験値
- 来年へつながるパートナー候補との出会い
- マカッサルという街に“根”が生え始めた実感
- 「誰と仕事をすべきか」「どこに注力すべきか」の視界がクリアになったこと
今年は、“勝負の前の地ならしの年”でした。
整えて、削って、見直して、準備してきた時間は無駄ではありません。
この時間ごと、来年につなげていきます。
◆ 来年の抱負 —— 行動と数字で証明する
来年は曖昧な成長ではなく、結果で示す年にします。
2026年の具体的な事業目標
① 輸出ラインの確立
- 月次出荷の安定化
- 付加価値を持つ製品ラインの確立
② 工場運営の整理と仕組み化
- 品質基準の言語化と工程表のルール化
- 配置と役割の見直しによる現場最適化
- “任せる”と“丸投げ”を混同しない組織作り
③ 人材・パートナー戦略
- 無理に増やさない、流されて増やさない
- “熱意が見える相手”と仕事をする
- 期待に応える一年にする
④ 自分自身のアップデート
- 迷ったら動く、止まったら相談する
- プライドより前進、意地より成果
- 「やりたい」ではなく、「やる」で語る
◆ 感情の話をすると —— 本当に悔しい。でも、まだ終わらせない
言葉を選ばずに言えば、今年は悔しさが勝った一年でした。
もっといけた。もっとやれた。もっと証明できた。
その度に「自分は何者なのか」が試されているようでした。
それでも、まだここで終わりたくありません。
インドネシアで事業をすると決めた以上、半端な姿では続けられません。
失敗も葛藤も、この土地で生きる覚悟の一部です。
だから来年は、本気で勝負します。
できない理由ではなく、できる形を作ります。
他人の評価ではなく、自分で納得できる結果を残します。
◆ 最後に
今年、支えてくれた皆さまへ。
迷惑をかけた方々へ。
背中を押してくれた人へ。
厳しい言葉で目を覚まさせてくれた人へ。
本当にありがとうございました。
来年、必ず成長した姿で会いに行きます。
言葉ではなく、行動と結果で証明します。
ここからが、本当のスタートです。
