【マカッサルからトラジャへ】トラジャへの空路で新たな発見!ウイングスエアで遊覧飛行!

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ウイングスエアでトラジャへ向かう旅が始まりました。プロペラ機の搭乗は久しぶりということもあり、わくわくしながら青空を飛ぶ時間を心待ちにしています。

バスでの空港移動

今回搭乗するのは、マカッサル9時50分発ウイングスエアIW1330便となります。ウイングスエアは、ライオンエアグループの航空会社で近距離都市間や離島などの比較的利用者が少ない路線で飛行しています。すべての飛行機が、リージョナル航空機メーカーのART社のATR72となっています。プロペラ機はジェット機に比べ座席数が少なく、小型の機体なので天候に左右されるので、欠航する確率も高く、しかもウイングスエアは、Bounce社が公開した2023年版エアラインインデックスによれば、世界で最悪の航空会社に選ばれたという不名誉がついています。毎回搭乗の度に、本当に出発できるのかヒヤヒヤしますが、無事搭乗アナウンスがありました。しかも定時で出発しそうな感じで、とてもラッキーです。

マカッサルでは、直接ボーディングブリッジに接続できないので、必ずバスで移動していきます。

ターミナルから少し離れた場所が、ウイングスエアの定位置になりますので、しばらくバスで移動していきます。

バス1台ですべての搭乗客を乗せていきますが驚いたことに、乗客の大半が外国人で、トラジャの観光地としての人気を実感しました。

通常インドネシアローカルの移動は、値段がかなり安いバスでの移動がメインなのでしょう。バスで移動するよりも飛行機は5倍近く値段が高くなりますが、時間は1/10の1時間に短縮できるので、時間の節約を考えると飛行機移動も悪くはありません。

ウイングスエアの搭乗

ウイングスエアは、機体の後ろから搭乗していきます。前は荷物室になっていて、預け荷物が積まれていきます。

プロペラ機に搭乗する際の座席選びは重要で、視界の良さから今回は17Aを選びました。前の方ですと、屋根の下にぶら下がったプロペラが視界を遮るので、意外と見晴らしは良くありません。後方座席ですと飛行機の翼にかからず、とても景色が良くなります。隣の座席には誰もいなく、リラックスして景色を楽しむことができそうです。

あっという間に上昇

定刻になりましたので、プロペラが始動し、大きな音を立てながら滑走路へと移動していきます。小さい機体は俊敏に動くことができます。滑走路の端に到着すると、プロペラを最大限の速さで動かして一気に速度を上げてあっという間に上昇していくので、いつものジェット機とは全く違う乗り心地となります。小型で俊敏なプロペラ機は、大きな音を立てながら一気に高度を上げ、空へと飛び立ちました。

サンゴ礁の絶景

マカッサルからトラジャまでは、スラウェシ島の海岸線を見ながら北方向に向かっていきます。

ちょうど左手から、マカッサル近海の離島が見えてきました。ジェット機よりも低空を飛行しているため、より離島もくっきりと見ることができます。今回は、マカッサルから北の離島はジャカルタ行きなどの飛行機では見られない光景ですので、とても貴重な体験となりました。青い空と青い海に浮かぶサンゴ礁は、言葉も出ないくらいの絶景でした。プライベート機のような、まさに優雅で贅沢な遊覧飛行となりました。空からの景色でこんなに楽しめるのは感慨深く感じました。

海から山へ

海をしばらく見た後は、飛行機だとあっという間にトラジャの山間部にやってきます。下にはトラジャを訪問する際に必ず通るトラジャ道が伸びています。

山と山の間の隙間で何度も旋回しながら高度を下げていきます。もうまもなくトラジャ空港へ最後の着陸態勢に入りました。平地があまりない場所にトラジャ空港を切り開いて開港させていますので、山にぶつかるのではないかとヒヤヒヤしながら高度を下げていきます。山にぶつかりそうと思った瞬間に滑走路が見えて、衝撃のないきれいなランディングとなりました。

トラジャ空港には定刻で到着です。いよいよトラジャの旅がスタートします。

マカッサルからトラジャへの空の旅は、これまでの移動方法とは一味違う、特別な体験を提供してくれました。

 

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