【インドネシア】カンシノ・ワクチンとは?

Indonesia

インドネシア保健省の医薬品食品監督庁(BPOM)は、中国カンシノ・バイオロジクス社製の新型コロナワクチンの緊急使用許可を出しました。日本では馴染みのないカンシノ・ワクチンとは、どのようなワクチンなのでしょうか。

インドネシアで9例目のワクチン使用許可

9月7日に、インドネシアBPOMは米国ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製と中国・康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)製の新型コロナウイルスワクチンに緊急使用許可(EUA)を出したと発表しました。

これでインドネシアBPOMが認可したワクチンは、

シノバック・バイオテック、ビオ・ファルマ、アストラゼネカ、シノファーム、モデルナ、ファイザー、スプートニクV

に続き、9つのワクチンが使用できるようになりました。

カンシノは軍事向けで開発

中国製ワクチンとしては、シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)と、国有の中国医薬集団(シノファーム)傘下企業が開発したワクチンが有名ですが、カンシノ・ワクチンは康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)と人民解放軍の軍事科学院とが共同開発していて、昨年軍に限定して使用する承認を得ていました。

カンシノ・ワクチンは遺伝子の運び役にアデノウイルスを用いるウイルスベクターワクチンとなっています。

中国以外では、パキスタンやメキシコでも使用承認されています。

カンシノは1回接種

今回使用許可がでたカンシノ製ワクチンの接種回数は1回で有効とされており、新型コロナの症状を抑える有効性は1回接種後28日経過時点で65.28%、重症化予防効果は90.07%と言われています。18歳以上が接種対象となります。

カンシノ製ワクチンの副反応については、注射部位の痛みや腫れ、頭痛、けんたい感、関節痛、筋肉痛、吐き気、発熱、下痢などがあると言われています。

カンシノ・ワクチンは、血栓が生じる事例も報告がなく、副作用も不活化ワクチンとほぼ一緒で、1回接種で有効なので2回接種よりも便利だと、中国国内では評価も良いワクチンのようです。

東南アジア諸国からは離反の動きも

7月のデルタ株感染拡大以降東南アジア諸国では、中国製ワクチンが感染を防ぐ効果が低いことが指摘されてきています。ここにきて東南アジア各国が中国製ワクチンの使用停止や輸入停止し、他国製のワクチンへの切り替えが進んできており、不人気が東南アジア全体に広がってきているようです。

インドネシアでは医療従事者向けにシノバックワクチンを2回接種後、3回目のワクチンとしてモデルナを追加で接種し始めています。

インドネシア政府としては、使用許可を取り付けとにかくワクチンをかき集めて、どの種類でも良いからワクチン接種を進めたいとの意向も見えます。

今回使用許可が出たカンシノ・ワクチンですがインドネシアの市民が、今後積極的に接種することになるのか注目したいと思います。

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