【インドネシア】公務員優先!ワクチン接種1億回突破!

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インドネシア保健省の発表では8月31日までに新型コロナワクチン接種が1億回を超えたことを発表しました。1回目接種が6,340万回、2回目接種が3,600万回、3回目接種が64万回となります。しかし、人口に対する接種率は26%しか達成しておらず、2回目まで接種した人は13.1%しか接種が完了していません。

公務員の接種率が100%超えている

インドネシア保健省

医療従事者や公務員については、2回目の接種まで終了した人の数が目標を超えていて、医療従事者に関しては1回目が160万人、2回目が150万人と目標の100%を上回っています。3回目の接種を行っている人は64万人となっています。

公務員に関しては、1回目は3,360万人と目標の193.8%、2回目が1,920万人と目標の110.9%と公務員大国インドネシアの優先度が理解できます。

医療従事者や公務員に比べ、高齢者グループに対するワクチン接種の実施に遅れがでていて2150万人目標のうち530万回、24.5%にしか達していません。2回目まで接種を受けた人は、380万人と目標の17.4%にすぎません。

また、12~17際の子供に対しては、1回目が270万人と10%とかなり遅れています。2回目まで終了した子供は180万人と6.6%となっています。

ワクチンを選びたい市民も

公務員に比べ、一般市民の接種が遅れているひとつとして、中国製のワクチンの不信があるようです。もし1回目に中国製ワクチンを接種してしまえば2回目も同じワクチンを接種する必要があり、現在緊急輸入が続くファイザーやモデルナ、アストラゼネカを待っている人も多くいるようです。

インドネシア政府は、接種目標を2億人としており、2回目まで接種するには、あと3億回の接種が必要です。保健省は年末までに人口の77%の2億回を接種して「集団免疫」目標が達成されることを望んでいます。

保健省は、早めに集団免疫を獲得するために、ワクチンの種類を選ばず早めにワクチン接種を市民に呼びかけています。

 

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