【インドネシア】ラマダン最終日のタクビランとは!

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タクビールの合唱

ラマダン断食月の最後に日は、マラム・タクビランと呼ばれます。夕方になるとムスリム達は料理や果物や飲み物を持参して、モスクや礼拝所に集まります。

月を観測して、ラマダン明けの瞬間になると街中がどよめきます。街は沸き返り苦しい断食をやり通した喜びが爆発する瞬間です。

街は歓喜に湧き、神を立てる唱和であるタクビールの大合唱が行われます。普段は時間にルズなインドネシア人達も、タクビランの瞬間は、時間ぴったりに始まります。

コロナがなければ、道沿いでは、爆竹や手打ち花火を楽しむ人もいて、道路から打ち上げ花火が次々にあがります。
子どもたちが「ブドゥック」と呼ばれる太鼓を鳴らし、旗を振りながら歌って踊って、「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」と合唱しながらの歓喜の賑わいが深夜まで続きます。

今年のタクビールは、5月12日です。

インドの二の舞にならないよう厳重警戒

タクビールは例年、多くの人がモスクや礼拝堂に向かうので、道路は人で溢れ密集してしまう状況です。

インドでの感染爆発が起きた原因が宗教上のお祭りであったように、インドネシア政府はインドのようにならない様、人々の動きを警戒しています。

故郷に戻らないように帰省も基本的には禁止されてしまっています。
昨年に引き続き、タクビランは家で迎えるようにと政府が呼びかけていますが、感染拡大にならずに、無事タクビランを迎えられるのか、注目されています。

 

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