【スマラン】アフマドヤニ空港での「ライオンエア」の不思議な遅延
スマランはジャワ島の中心都市であり、アフマドヤニ国際空港はこの街の玄関口で、毎日多くのフライトが出入りしています。しかし今回、その中でも「ライオンエア」の夕方のマカッサル行きに乗ることになり、ある不思議な体験をしました。
驚きの出発変更
ジェパラからの移動はとてもスムーズでした。ジェパラからの移動は比較的順調で、11時30分に出発してちょうど3時間後の14時30分に到着しました。スマランからマカッサルまでは、ライオンエアJT908便でマカッサルに移動しますが、出発時刻は15時40分です。出発の1時間前にはすでにアフマドヤニ空港に到着することができました。しかし、案内板に表示されている出発時刻と実際の出発時刻に大きな違いが!空港入り口の出発案内を見ると、16時発に出発変更でした。20分遅れならまだ良いかと思って、空港ターミナル内の表示を見るといつのまにか、16時35分発に変更になっていました。最初は20分の遅延、次には1時間、そしてさらに遅れていく様子を目の当たりにし、驚きの連続です。ライオンエア特有のディレイの洗礼に遭遇します。
空港のレストラン閉店
遅延を知った後、ジェパラ出発から途中昼食を食べずに空港まで移動してしまったので、遅い昼食となりました。
かなり太麺のミーアヤムを食べながら、夕方の便が軒並み遅れること以前からの常識なので、やっぱりライオンエアだなと言っていたのですが、アフマドヤニ空港は17時に出発するシティリンクが最終便となる関係上、レストランも16時過ぎには閉店となります。仕方がないので急いで食べて制限エリア内に入ることにしました。
次の出発案内の変更情報に驚愕。インフォメーションは17時40分発とさらに遅れが拡大していました変更となっていました。真意を確かめたいとフライトレーダーをみると、マカッサルからスマラン行きのJT909便が2時間半遅れでようやくマカッサルを出発したらしくびっくりします。先程の出発案内通りだと、すでにスマランに機材が到着していないといけない時間ですが、マカッサルを出発したばかりとなると、スマランまで飛行時間が1時間半かかり、乗客を降ろし搭乗案内を経て出発まで1時間は必要ですので、さらに遅れが拡大しそうです。
予想外の美しい夕陽のショー
順調に進むはずの日程が、遅延のため変わってしまいました。しかし、その代わりに目の前に広がる美しい夕陽の景色。飛行機の中から眺めるはずの夕陽を、地上で楽しむことができました。これもまた、旅の一つの思い出となります。とても綺麗に空港ターミナルを照らしていました。
結局マカッサルからスマラン行きの機材が到着したのは17時15分となり、そこから出発準備をして17時30分から搭乗開始するという早業でした。ボーディングブリッジに接続していますが、後部扉も開けて早めに乗客を降ろしたようです。出発も2時間以上遅れているので乗客の暴動が起きないように早めに準備したのでしょうが、安全確認などは大丈夫なのかと不安にもなります。
最後の搭乗で良いと思っていたら、後部扉がまだ開いていて、後ろの座席だったので、飛行機まで歩いて搭乗することになりました。
ちょうど夕陽が飛行機を照らして、ライオンエアの赤い文字がさらに赤くなっていました。隣に駐機してあったシティリンクの最終便が出発となって、結局ライオンエアが最後の出発となってしまいました。夕陽も地平線に沈み、暗くなってきたところでようやく出発となりました。
時間の余裕をもって
旅の中での遅延は、時に新しい体験や景色を楽しむ機会を与えてくれることがあります。特にインドネシアのような国では、時間に縛られない余裕を持ったスケジュールがおすすめです。ライオンエアを利用する際は、遅延を前提に余裕を持ったスケジューリングを心がけましょう。
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