【インドネシア渡航】日本帰国時の現地PCR検査実施!海外渡航の壁はまだ高い!

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マカッサル滞在も落ち着いてきましたが、手続きや打ち合わせなどを行うため一時帰国することになりました。インドネシアから日本への帰国の際は検査や隔離などはワクチンの有無にかかわらず免除とはなっていますが、現地でのPCR検査で陰性を証明しないといけません。

PCR検査の条件が厳しい

最近、オミクロン変異株のBA4,5などが蔓延していて、感染者が再度急増している状態ですが、世界の国々の国境はだいぶ緩和されていて渡航制限がなくなりつつあります。アジア各国でも緩和された国が多く、インドネシア入国時はワクチン接種済であれば入国前PCR検査などもなくなりましたので、入国しやすくなっています。

一方、日本への入国及び帰国に関しては隔離や入国前の検査などがなくなって少しは緩和されつつありますが、依然として海外から日本へ帰国・入国する場合、滞在国・地域に関係なく国籍問わずすべての方が、出国前72時間以内に検査を受けた新型コロナウイルス陰性の検査証明書の提出が必要となります。これをMySOSアプリに登録しておかないと、入国の際に時間がかかってしまうという、非常に面倒なシステムとなっています。おそらく水際対策をこのような形で行っているのは日本くらいで、入国に関しては厳しい方だと思います。これだけ対策を行っていても、感染者が減らないのは皮肉でもありますが。現時点では、帰国日に合わせてPCR検査を受けなければ帰れませんのでおとなしく受診することにします。

検査料金は安い!

インドネシアでは、大きな街であれば至る所でPCR検査を受診することができます。検査料金はどこで受けても275,000ルピア(約2,500円)と安い金額に設定されています。政府が一律でPCR検査料金を決めているため、ぼったくり料金などがないのがほんとうに助かります。しかも証明書付きでも同じ値段であるので、日本のPCR検査機関のように、英文証明書は検査料金とは別に1万~1万4千円もとるのと大違いです。

指定フォーマットで検査結果

マカッサルでも色々な場所でPCR検査が可能ですが、最近はアパートから歩いて数分の場所にあるクイックテストというラボで検査するようにしています。最近何回かお世話になっていて、クイックテストでは日本のパスポートを見せると厚生労働省指定のフォーマットで検査結果をもらえるため大変ありがたいところです。

任意のフォーマットでも入国は可能とのことですが、必須項目がすべて記入されていることが必要です。

必須項目は以下のとおりです

①氏名 ②生年月日 ③検査方法(指定あり) ④採取検体(指定あり) ⑤検体採取日時 ⑥検査結果 ⑦検査機関名 ⑧交付年月日

また「MySOS」アプリを通じた事前提出が必須なので、万が一MySOSアプリで否認されてしまうとPCR検査を再度受診する羽目になってしまいます。

当日渡し

クイックテストは、午前8時から午後20時まで営業していましたが最近検査を受ける人が減ってしまい、検査は午前11時から開始となります。当日中に検査結果を受け取るためには、午前中に検査を受けないといけないらしく、午後になると結果が翌日になってしまうとのこと。それなら、12時に行きますと連絡したら、お昼ごはんを食べに行くから早めに来て、と言われ、仕方なく11時30分に検査をすることにしました。検査する側も都合があるので、従うしかありません。当日に検査結果が判明するのはありがたく店名の通り、クイックテストです。

すぐ検査

パスポートは前もってWAでクイックテストに送ってあるので、検査前に受付とかはなく、検査料金を支払いすぐに検査をすることになりました。

待ち時間もなくわずか数分で終了となりました。さすが、クイックテストです。対応がすばらしく、領収書まで用意済だったので、完璧です。後は結果が夕方メールで送られてきます。いちおう原本も受領することにしますので、夕方に再度受け取りに来ることにします。

結果判明

ワクチン4回打っており、4月にコロナ陽性となっているため強い抗体ができていると思っているので「陽性」にはならないだろうとは思っていますが、陰性の結果が出るまでは安心はできません。15時頃メールチェックしていたら、クイックテストからPCR検査結果が送られてきました。メールを開くまでどきどきしますが、結果は「陰性」でした。これで予定通り帰国できそうです。

海外で陽性になると大変

海外旅行する人も増えてきていますが、帰国前のPCR検査で陽性となり帰国できなくなっている日本人も増えてきているようです。慣れていない海外で陽性となると、病院に行って良いのか、ホテルで療養しても良いのか迷います。帰国の飛行機も無料で変更できれば良いですが、変更手数料や帰国変更までの滞在費など余計な費用もかかってきます。PCR検査ひとつ考えても、帰国前にPCR検査場を探す手間や検査受け取りなどで1日つぶれてしまうこともあります。

海外滞在中PCR検査で陽性になったらと考えると、まだまだ海外渡航は一般的ではないようです。大分海外に行きやすくなった半面、帰国時のことを考えると、海外渡航の壁はまだ高いままのような気もします。

 

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