【インドネシア】とうとう国内でオミクロン発生した!

Indonesia

ついにインドネシアでもオミクロン株による新型コロナウイルス感染者が出てしまいました。世界中で猛威を振るって急激に感染者が増加しているオミクロン株ですので、いつインドネシアに来てもおかしくありませんでしたが、隔離施設の清掃員が1番目の発生とのことで市中感染が懸念され騒がしくなっています。

インドネシア初の感染確認

インドネシアのブディ・グナディ・サディキン保健相は12月16日、インドネシア国内初の新型コロナウイルスのオミクロン株感染を確認したと発表しました。

オミクロン最初の感染者はジャカルタにある公的隔離施設で働く清掃員で、海外渡航歴がない方でした。隔離施設で定期的にPCR検査が行われていて、その定期検査の結果で陽性となり感染が確認されたとのことです。この施設には約120名が滞在していて、そのうち米国と英国から帰国し隔離中のインドネシア人2名にもオミクロン株の感染が疑われています。また、国際線での入国が許可されている北スラウェシのマナドでは、隔離施設に滞在中の3名の中国人がオミクロン感染の疑いがあるとしてゲノム解析の結果待ちの状態となっています。

市中感染はなしと報道

インドネシア政府は、今回見つかった1名と感染の疑いのある5名は全て隔離施設内であり、海外からの帰国者に対しては10日間の宿泊施設の隔離を行っており、オミクロン株の流入を水際で抑えられるとして、市民に慌てないよう訴えています。

12月の新型コロナウイルス新規感染者数も200人台と少なく低レベルまで抑え込みに成功しているので、今年7月の1日5万人の新規感染者数増加の悪夢は避けたいところでしょう。

インドネシア国内は安全だとのことで、不要不急の海外渡航を控えクリスマス年末に向けて人混みを避け多くの人が集まる場所への外出を避けるようにと呼び掛けています。

モール入場でアプリ使用

インドネシアのワクチン接種アプリである「プドゥリリンドゥンギ(PeduliLindungi)」の確認がマカッサルのモール入場で始まりました。前日までは、警備員が体温をチェックするだけで素通り入場できていたのですが、急にアプリでチェックインを行い、携帯アプリに表示される緑のステータスを確認してからの入場に変更となりました。

入場の際にカウンターで人数チェックを行っていたので、収容人数を超えた場合には入場制限がかかるのかもしれません。

オミクロン株が発生したからなのか、それとも政府の査察があって指導されて改善となったのか不明ですが、モールに来場するインドネシア人も携帯アプリにスキャンする人でごった返しとなっており、逆に密を誘発していたのはびっくりします。

来週からクリスマスウィークで、買い物客が増えてくるのでしょうが、オミクロン株は増えて欲しくはありませんね。

 

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