【ムルデカ・スクエア】歴史的な建物が並ぶ街!クアラルンプールの歴史を感じながら散歩!

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今回はクアラルンプールの歴史的な建物が並ぶムルデカ・スクエアを中心にご紹介します。まずは、クアラルンプール地名の起源となったマスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)駅を降りて、クアラルンプール市内の歴史的建造物を見ながら散歩したいと思います。

クアラルンプールの起源

マレーシアのクアラルンプールは、クラン(Klang)川とゴンバッ(Gombak)川が合流する地点に位置しています。この地点は、マレー語で「濁流の河口」を意味する「クアラルンプール」と呼ばれてきました。クラン川の東側には、錫の採掘に従事していた中国系とマレー系の集落がありました。一方、クラン川の西側にあたる地域は、英国植民地政府が政庁や官庁、鉄道などを整備するために、英国人やその他民族が住んでいました。当時の先住者との生活地域を別けて、暴動を抑える形にしたと言われています。このように、クアラルンプールの歴史は、この地域に英国人が進出した19世紀前半から始まります。このエリアはクアラルンプールの街の形成と発展につながった英国統治の頃を現代に伝える歴史的な地域となります。

ジャメモスク(マスジッド・ジャメ)

KTMコミューターのアラルンプール駅を見学した後は、連絡通路で結ばれているパサール・セニ(Pasar Seni)駅からLRTで1駅でマスジッド・ジャメ駅に到着します。

クアラルンプールは、異なる文化や宗教が共存するマレーシアにおいてイスラム教文化を象徴する建物として知られるのが、ジャメモスク(マスジッド・ジャメ)です。

インドからやってきたムスリム商人によって1909年に建立されたクアラルンプール初の大型モスクになります。礼拝堂の上部にあるベルドームが、英国建築の要素が入っていて赤の土台となっている壁と白色のドームがとっても鮮やかです。

ちょうど断食開けの時期だったので、中に入ることはできませんでしたが、外から勇姿を眺めることができました。夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気となります。

マレーシア独立宣言がなされた歴史的に重要な広場

ジャメモスクからマーケット・ストリート・ブリッジを利用するとムルデカ広場に簡単にアクセスすることができます。

ムルデカとは、マレー語で「独立」を意味で、1957年8月31日に、マレーシア独立が宣言された歴史的な場所になります。

緑の芝で覆われた広大な広場になっていて、世界一の高さ約100mの国旗掲揚塔にはマレーシアの国旗が掲げられています。この広場は、毎年8月31日には独立記念日の祭典が開かれるほか、様々な文化イベントなども行われるため、観光客に人気があります。

周辺にはスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)やクアラルンプール記念図書館が向かいにあるなど、歴史的な建物に囲まれていてなかなか雰囲気の良いスポットとなっています。散歩するだけでも、マレーシアを感じることができます。晴れた日は遮るものがないので、とても暑いので水分補給は忘れずにしましょう。

旧連邦事務局

ムルデカ広場の道を挟んで反対側はたまねぎ型のドームが美しいスルタン・アブドゥル・サマドビル(旧連邦事務局ビル)があります。英国統治時代に行政機関の建物として建設されました。1897年に完成後マレー連合州の事務局が設置されました。ロンドンのビックベンを彷彿とさせる40mを超える立派な時計台がシンボルとなります。

シティギャラリー(旧印刷局)

1♡KLのオブジェでクアラルンプールを訪問する旅行者の人気フォトスポットで有名なシティギャラリーですが、建物自体はムーア様式建築とネオルネッサンス様式建築をミックスした120年以上を超える歴史のある建物です。

英国統治時代に政府の印刷局として建設されて、政府刊行物や報告書などを印刷していた場所になります。印刷局時代の印刷物やクアラルンプールの歴史を学ぶことができるスペースとなっています。

2階に上がると、クアラルンプールの街の縮尺模型やフォトジェニックなアート作品を鑑賞することができます。

見学に疲れたら、1階部分がカフェとギフトショップが併設されていて、店内で作られたクロワッサンやスイーツを食べることができます。

その他

周辺にはテキスタイル博物館(旧連邦鉄道本社ビル)など歴史的な建物が多く残されています。歴史と旅行が好きなら見どころ十分で、ゆっくり散歩しながら楽しめるのではないでしょうか。

 

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