【インドネシア渡航】マナド行きの飛行機でトラブル発生!ヒヤリとした

Airplane Indonesia

マカッサルからマナド行のライオンエアに搭乗しました。マカッサル空港を出発する際に飛行機のエンジンがスタートしないトラブルが発生しました。不安になりながら出発を待つことになります。

飛行機搭乗

搭乗時刻になりバスでマカッサル空港の新ターミナルを建設している奥に搭乗するライオンエアが駐機しています。

タラップから搭乗するスタイルは、飛行機を間近で見れるのでワクワクしながらの搭乗となります。タラップの階段外まで並んでしまっているので、しばらく飛行機を見ながら列が少なくなるのを待つことにします。ほとんどの乗客が搭乗したところで、最後にタラップを上がっていき機内へと進みます。

マナド行きの飛行機はなかなかの搭乗率で、ほぼ満席となりました。地方路線とはいえ同じスラウェシ島を行き来する人が意外と多いことに気が付きます。マカッサルからマナドまで陸路でも行くことが可能ですが、約1,700Kmの道を40時間以上かかるようですので、飛行機で移動するのが一般的です。

座席が狭い

今回指定した座席が19Aの窓側にしました。B737-900は非常口座席が20、21列になって幅が広い座席であるのが判っていたのですが、20Aで予約したつもりがうる覚えで非常口席は19Aだと勘違いして座席指定してしまいました。何回もライオンエアを乗っているので座席番号を理解していたと思っていたので、機内の座席を見てから気がつくとはほんとうに情けない気持ちです。この段階で座席が変更できるほど空いている訳ではないので、極狭座席で我慢することになります。

エアスターター登場

すべての乗客の搭乗を終え、ドアが閉まりました。これからプッシュバックしてエンジンスタートとなるはずですが、まったく出発する気配がありません。機内の外を眺めていると、エアスターターと呼ばれる機械が到着しました。ダクトを飛行機の胴体につなげる作業をしています。

ジェットエンジンを作動させるためには、圧縮機を回して空気を吸い込み、さらにその空気を圧縮することが必要です。その圧縮空気を供給するため、飛行機に搭載されたAPU(補助動力装置)からの圧縮空気を使うのが普通なのですが、APUが何らかの故障でエンジンがスタート出来ない場合は、地上から圧縮空気を供給できるエアスターターの力を借りるということになります。

エンジンがかからない

エアスターターを使ったエンジンスタートはよくある話であるのですが、エンジンスタートを試みる「キュル-キュル-」と音が鳴りますが一向にエンジンスタートしません。乗客も静かに出発を待っていましたが、さすがに何か機体に異常を感じたのか、ところどころで「大丈夫か」「怖い」と言った声が漏れてきました。機体は地上にあり、まだ飛んでいる状況ではないので最悪機体から降りて別の飛行機に乗り換えることも可能です。考えることは一緒でライオンエアは何度か墜落しているのを知っているので、インドネシア人でも好んで乗らないエアラインで有名ですが、皆さん仕方なく乗っている感じです。機体も結構古いものが多くトラブルも多いのですが、ライオンエアもなくてはならない飛行機なので、頑張ってもらいたいところです。

エンジンがかかった

スターターを10回位トライしても一向にエンジンスタートにならないので、もうだめかと思ったら、ようやく回転数が上がった音に変わりましたのでエンジンがスタートできたようです。エアスターターが外されて、出発の準備が整いました。

定刻で出発できると思ったのですが、30分ほどエンジンスタートに時間がかかりましたので今回も遅れての出発となります。多少遅れてても、無事マナドまで行くことができれば問題ありません。ちょうど窓からエアスターター接続などの経緯を見ることができたので、何が問題だったのか理解することができましたが、何もわからずエンジンがかからない音を何度も聞いていたら、この機体に乗ること自体恐怖にしか思えなかったでしょう。19Aに座ったからこそ、一部始終を見ることが出来たので不安が解消することができました。

いよいよマカッサルを出発です。

 

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