ルアンパバーン到着!40分の未舗装ロードの先にあった、プーシーの丘の絶景サンセット

Indonesia Travel

「駅を出た瞬間から、旅はもう始まっていた」

ラオス鉄道でルアンパバーン駅に到着。しかし、旅はまだ終わりではありませんでした。

近代的な駅舎から旧市街までは約40分。未舗装のガタガタ道を、乗り合いミニバンで進みます。

その先に待っていたのは、歴史の空気を残すサイナムカンホテルと、プーシーの丘から眺める息をのむ夕景。

メコン川とナムカン川、山と町並みが夕陽に染まり、太陽が沈んだ後には空の美しいグラデーションが広がります。

駅からの移動も含めて、ルアンパバーンという街を“体感する”到着の日をお伝えします。

ルアンパバーン駅から旧市街へ

ルアンパバーン駅を出ると、乗り合いのミニバンがずらりと並んでいます。

とにかく数が多いので、こちらから適当に声をかけてもいいですし、向こうから「乗る?」と声をかけられることもあります。

料金は、1人40,000キープでホテル方面まで、というのが今回の相場でした。

乗せてもらうまでのハードルが低いのも、旅としてはありがたいところです。

駅は最先端、道路は未完成という現実

走り出してすぐ、車内の空気が少し変わりました。

道が、悪い。

ガタガタと車体が跳ね、砂っぽい路面が続く区間もあります。

「ここまで立派な駅を整備しておいて、アクセス道路がまだこの状態なのか……」

このギャップが、ラオスという国の“成長途中のリアル”を、そのまま見せてくれます。

インフラは一気に完成するものではなく、まず幹が通り、枝葉があとから追いかけてくる。

駅から旧市街へ向かうこの40分は、そのプロセスを身体で理解する時間でした。

旧市街のホテルへ

サイナムカンホテルは“小さな博物館”のようだった

乗り合いバスを降り、向かったのは旧市街にあるサイナムカンホテル(Saynamkhan River View)。

外観からして、いかにも「昔からここにあった」顔をしています。派手さはないのに、建物の存在感が強い。

中に入ると、どこか小さな博物館のようで、壁の絵や装飾も“観光客向けの新しさ”ではありません。

積み重ねてきた時間の手触りが、そのまま残っている感じがしました。

部屋も必要十分で、落ち着きます。

窓の外には、すでにルアンパバーンの静かなテンポが流れていました。

「到着した」というより、

「この町の時間に合流できた」

そんな感覚でした。

夕方、プーシーの丘へ

天気が良い。夕方。

これはもう、行くしかありません。

ホテルから近い、プーシーの丘(Phousi Hill)へ向かいます。

入場料を支払い、きつい階段を登ります。息が上がり、脚にもきます。

それでも、だいたい20分ほどで頂上へ。

登る途中、少しずつ視界が開けていくのが分かります。

「あと少しで景色が変わる」と確信できる登りは、不思議と気持ちが折れません。

頂上はお寺になっており、祈りの場所でもあります。

だからこそ、観光地でありながら、空気の芯は静かでした。

人は多い。でも、それでも見たい景色がある

着いた瞬間、思わず言葉が止まりました。

人が多い。かなり多い。

夕景の時間帯は特に混雑し、立ち位置を探すのもひと苦労です。

それでも、視界の向こうに広がる景色が、すべてを納得させてきます。

ルアンパバーンの町並み。

ゆるやかな山の稜線。

そして川の流れ。

この景色を形作っているのは、ルアンパバーンの町を抱く メコン川 と ナムカン川(Nam Khan River) です。

2つの川が近接する地形の上に町があり、夕陽の光が水面を照らす瞬間、町全体が“金色の縁取り”をまといます。

天気にも恵まれ、まさに最高の条件でした。

太陽が沈む瞬間だけがクライマックスではありません。

沈んだあとに始まる、空のグラデーションこそが本番です。

オレンジから薄紫へ。

山は影になり、川は光を反射し続ける、息をのむような絶景でした。

ナイトマーケットの“カラフルな屋根”が旅を締める

丘を下りて町へ戻ると、ルアンパバーンはまた別の顔を見せ始めます。

特に印象に残ったのが、マーケットに並ぶカラフルな屋根(テント)でした。

昼の静けさとは対照的に、夜は生活と観光が同じ温度で混ざり合う。

にぎやかなのに、どこか上品で、騒がしさで押し切ってこないのが、ルアンパバーンらしさだと感じます。

「静かな世界遺産の街」というイメージは、確かに正しい。

でもそれは、「何もない」のではなく、「整っている」という静けさなのだと思いました。

メコン川の絶景は、ルアンパバーンの“入口の儀式”だった

ルアンパバーン駅から旧市街へ。

旅は、少しずつ町の核心に近づいていきます。

夕方のプーシーの丘で、メコン川とナムカン川、山と町並みが織りなす夕景に、すべてを持っていかれる。

この景色を見た日のことは、たぶんずっと忘れられないでしょう。

そう思いながら、夜の町へ、ゆっくりと歩き出しました。

 

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