真夜中のフライト体験!ガルーダGA604便でジャカルタ→マカッサルを深夜移動してみた

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真夜中のフライトで、朝から動けるスマートな移動術

スカルノハッタ空港から出発する深夜便GA604を利用すれば、ジャカルタで宿泊することなくマカッサルやケンダリへと移動できます。時間効率を重視する人におすすめのフライトルートを紹介します。JALやANAからの乗り継ぎにも便利で、スラウェシ島を早朝から満喫できるルートです。

ジャカルタ深夜1:35発、マカッサル行きの“カオスすぎる”深夜便

ジャカルタからマカッサルへのフライトは1日30便以上運航されており、朝から夜までさまざまな時間帯を選べますが、今回ご紹介するのはガルーダ・インドネシア航空の深夜便「GA604便」です。

ジャカルタ・スカルノハッタ空港を深夜1:35(WIB)に出発し、マカッサルのスルタン・ハサヌディン空港に朝5:10(WITA)に到着するという、夜中を丸ごと移動に使う便。はっきり言って「カオスすぎる」フライトですが、驚くほどの利便性が詰まっています。

例えば、日本から夕方に出発するJAL729便(成田18:05発→ジャカルタ23:55着)やANAのNH835便(成田17:50発→ジャカルタ23:45着)と組み合わせれば、ジャカルタで宿泊せずにそのままGA604便へ乗り継ぎ、スラウェシ島へ一気に到達可能です。しかも、ターミナル間の移動もなく、同じターミナル3内で完結。乗り継ぎ時間は決して長くありませんが、実際には余裕で間に合います(ただし、乗り継ぎはあくまで自己責任で)。

マカッサル経由ケンダリ行きの利便性

このGA604便は、マカッサルで一部の乗客が降機した後、最終的にはスラウェシ島東部のケンダリまで向かうルートを取っています。ジャカルタからケンダリを目指す場合は、マカッサルで降りずに機内に待機すれば、そのままケンダリへ到着できます。非常に便利なフライト設計です。

一方で、マカッサルで下りる乗客にとっても、この便はありがたい存在。早朝5時過ぎに到着するため、市内を朝からアクティブに動けます。ビジネスでも観光でも、「朝イチから動ける」というのは想像以上に大きなメリットです。

機内食が出る、深夜便の衝撃

驚いたのは、こんな深夜にもかかわらず、しっかりとした機内食が提供されること。離陸して機内が落ち着いたころ、キャビンアテンダント(CA)が機内食の配膳を始めます。時間は深夜2時過ぎ……。正直、多くの乗客はウトウト、あるいは爆睡中ですが、そこはガルーダらしいホスピタリティ。眠っている乗客にも容赦なく(?)起こして食事を配る姿には、思わず笑ってしまいます。

この日の機内食は、鶏肉と野菜の炒め物、白ごはん、温かいコーヒーにスナックのセット。「Because You Matter(あなたが大切だから)」と書かれたパッケージが印象的でした。食事提供のあとに機内は消灯されるため、1時間ほどは睡眠を取ることが可能です。フライト時間は約2時間強と短く、あっという間に到着します。

マカッサル到着、夜明け前の静けさ

定刻どおり5:10に、マカッサル・スルタン・ハサヌディン国際空港に到着。空はまだ暗く、到着便も少ない時間帯なので、空港全体が静寂に包まれています。

荷物の受け取りもスムーズで、市内への移動もタクシーやGrabを使えば30分ほど。この時間帯は渋滞もなく、非常にスムーズに中心部へアクセスできます。早朝から活動したい人には、まさに理想的な到着時刻です。

さらに、この便で朝マカッサルに到着すれば、午前中のうちにスラウェシ各地への乗り継ぎも可能。パロポ、ケンダリ、マナド方面など、多方面にアクセスできるのも大きな魅力です。

移動効率を最優先するならこの便!

ガルーダ・インドネシアのGA604便は、「寝ている間に移動し、朝からフルで活動したい」人にとって理想的な深夜便です。深夜便特有の疲れはあるものの、1日を有効に使えるという意味では、非常にコストパフォーマンスの高い移動手段といえるでしょう。

ただし、夜中に機内食が出たり、機内の明かりが何度も点いたりと、完全に熟睡できるフライトではないため、疲れがたまりやすいのも事実。それでも「時間をお金で買う価値がある」と考える方や、スケジュール重視のビジネスパーソンには、この便は間違いなくおすすめです。

 

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