【インドネシア】ガルーダ・インドネシア航空マナド・成田線開設!

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ガルーダ・インドネシア航空が3月に成田空港とマナド直行便を就航します。スラウェシ島の最北端マナドから成田空港へは週1往復からの就航で、最短5時間半で結ばれます。マナド直行便に関してお伝えしたいと思います。

インドネシアと日本最短ルート

ガルーダ・インドネシア航空は、現在ジャカルタ・バリ島デンパサールに直行便を運行していますが所要時間は7~8時間かかります。今回新規開設されたインドネシアのスラウェシ島北部のマナドから成田空港線の所要時間は5時間半~6時間と約2時間短いフライトとなります。

3月は3往復が設定

マナド・成田直行便はバリ島デンパサールからマナドを経由して成田空港を結びます。2023年3月は3往復が予定されています。

フライトスケジュール

デンパサール→マナド→成田 GA884便

3月1、8、15日 デンパサール22:35発 

3月2、9、16日 マナド01:10着 02:10発 成田空港8:40着

成田→マナド→デンパサール GA885便

3月7、14、21日 

成田空港11:00発 マナド16:00着 17:00発 デンパサール19:20着

ビジネスクラスは36席、エコノミークラスは215席、合計251席あるエアバスA330-300型機を使用して運航されます。

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直行便で時間短縮

日本からマナドに行くためには、ジャカルタなどを経由するため最短15時間から2日ほどかかっていて、日本人にとってアクセスしにくい場所でしたが、フィリピンの真下にあるマナドは地理的にも日本から近く、直行便の開設によって大きく時間短縮することで改善されました。北スラウェシ州の州都マナドはキリスト教文化が強くダイビングで有名なブナケン島へのアクセスなど観光都市として成長してきました。高原都市トモホン周辺は至る所で温泉が湧き、マナドと高速道路で結ばれた港町ビトゥンはマグロ・カツオで繁栄した漁業の街として有名です。これまでもガルーダ・インドネシア航空の貨物便が週1回運行されていて、マグロをチルドで日本へ空輸していました。運行実績などを見て貨物だけでなく旅客も同時に運ぶ路線を開設したことになります。

マカッサルがマナドに負けた

以前からマカッサルがある南スラウェシ州は、日本への直行便運行に積極的に動いてきて路線開設までもう一歩のところで、コロナ禍になり航空需要が減少してしまい直行便の話が途切れてしまいました。

一方でマナドがある北スラウェシ州知事は観光都市としてアピールが上手で、ガルーダ貨物便運行を皮切りに今回の旅客直行便運行まで実らせました。スラウェシ島の人口規模からすると、マナドの45万人に対してマカッサルは150万人と桁違いに多く、マカッサルのハサヌディン空港は東インドネシア地区のハブ空港として発展してきましたが、国際線はマレーシアのクアラルンプールとシンガポールのみしかありません。マカッサルから日本行の直行便があればかなり便利なのですが、マナドに先を越された形になってしまいました。マナド直行便はうれしいですが、マカッサルに滞在している身としては非常に残念です。

マカッサルから日本への航空需要を増大させるためにも、日本企業の進出やスラウェシの産業開発などを含め今後積極的に進めていく必要がありそうです。

 

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