【インドネシア渡航】フライトディレイに悩まされる

Airplane Indonesia

インドネシアの国内都市間の移動は飛行機を使っての移動が主となっています。この飛行機移動ですが、定時での運航がほとんどされておらず搭乗する飛行機が遅れるのが当たり前となっています。1回のフライトで完結する出張や旅行では、目的地への到着が遅れるだけで済みますが、これが乗り継ぎの場合は遅れると非常に困ります。

LCCが台頭

インドネシアの国内の航空会社は大きく分けて3つあります。

  • ガルーダインドネシア航空、シティリンクのガルーダインドネシアクループ
  • ライオンエア、バティックエアのライオングループ
  • スリウェジャヤエア

ガルーダインドネシア航空が多額の負債を抱えており、リース航空機の差し押さえなどがあり、数を多く飛ばすことができない状態となっています。一番多くの飛行機を飛ばしているのが、ライオンエアでインドネシア国内のあらゆるところまで、くまなく運航しています。シティリンク、スリウェジャヤエアも頑張っていますが、どこの空港に行ってもライオンエアやバティックエアの赤い機体を多く見かけます。

ライオンエアやシティリンクは、LCCとしてB737やA320の小型機で180人から200人以上を乗せて1日多くのフライトを飛ばしています。

飛行機が遅れる原因

早朝や午前中のフライトは比較的定刻で運行されることが多いようです。1日に何回もフライトを重ねることで、徐々に遅れが広がってきますので、午後の時間や夜のフライトになると1時間、2時間遅れは当たり前で、出発が何時になるのかとイライラします。

遅れる原因は、色々あるとは思いますが、そもそものフライト設定に無理があるように思えます。飛行機到着後乗客を降ろし、機長やCAの交代、機体の整備などを経て次のフライトの乗客を乗せて出発するのですが、運用を見ていると空港にもよりますが、前便到着から1時間後には出発といった形になっています。

次の便までの時間がシビアだけでなく、窓側や後方席から順番に乗客を乗せる訳でもなく、搭乗開始となると、我先と殺到し順番など関係なしです。おまけに手荷物やお土産など機内持ち込みも建前上7Kgまでの制限があるにもかかわらず、2個は当たり前で5個も6個も荷物を抱えて機内に持ち込む強者もいます。インドネシアのほとんどが小型機なので、通路が1本しかないため、荷物を座席上に乗せたり、先に通路側の人が乗り込んでいるため窓側や真ん中席の人が来ると、通路側の人が座席を立つなど混乱はいつもです。200名ほどが乗り込むとだいたい全員が座席に着くまで30分以上はかかります。

国内線乗客が増加している

3月に入り新型コロナウイルス感染者も減少傾向となり、国内線の搭乗の際に必要であったPCR検査や抗原検査が不要となったおかげで、航空需要も増加しており乗客の数もだんだん増えています。ほぼ満席で出発する便もでてきていますので、インドネシアの航空業界としては喜ばしいことかもしれませんが、なるべく定刻で出発できるような工夫もして、安心できるフライトを目指してもらいたいものです。

 

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