【インドネシア渡航】マカッサルのデザート「エス・ピサン・イジョ」とは!

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マカッサルではバナナを使ったデザートが多く存在していています。マカッサルを代表するデザート「エス・ピサン・イジョ(Es Pisang Ijo)」をご紹介します。

バナナを使ったデザート

マカッサルではバナナを使った伝統的な甘いデザートが好まれています。バナナの事をインドネシア語でピサン(Pisang)と言います。有名なのは、ピサン・エペ(Pisang Epe)です。皮をむいたバナナを平らに押しつぶし、網の上で焼いて、パームシュガーソースやチョコレートソースをかけて、さらに細切りのチーズをかける甘いデザートです。バナナ自体はあまり甘くないので、ソースの味が甘さの秘訣となります。特にロサリビーチでは夕方になるとピサン・エペの屋台が軒を連ねており、夕陽を見ながらピサン・エペを食べるというのが定番です。

マカッサルにはもうひとつバナナを使った冷たいかき氷デザートがあります。その名は、ピサン・イジョ(Pisang ijo)と言います。氷を表すエス(Es)を付け加えて、エス・ピサン・イジョ(Es Pisang Ijo)とも言います。ピサン・イジョは以前から存在は知っていましたが、甘いものはなるべく避けていたこともあり実は今まで食べた事がありませんでした。

たまたま、インドネシア料理を食べに行ったレストランがピサン・イジョで有名な店であり、周りのお客がみんな注文していたのを見て、ピサン・イジョを一度は食べてみないと他のひとに紹介できないと思い、思い切って注文してみました。

緑色が映える

ピサン・イジョの特徴として、緑色のバナナが一番に目に入ってきます。バナナ1本分の周りに緑色をしたもちもちの米粉を使った餡皮で包まれています。食べやすいように1口大の大きさに切り分けています。緑色はココパンダンという葉で着色しているため、自然由来の着色料となっています。なぜ緑色をしているかというと、バナナが熟す前の緑の皮をイメージしているらしく、バナナの緑の皮は食べられないので、皮の代わりにココパンダンで緑色にした米粉をつけて30分ほど蒸しているのだそうです。

かき氷には、どろっとしたお粥が入っています。お粥は米粉とココナツミルクなどで餡状になっていています。ちょっと塩味が効いているお粥と思ってください。

緑色のバナナ、お粥にまわるいボール状になったかき氷を乗せて、その上から赤く色を染めた練乳のような甘いバナナシロップと、ココナツミルクをかけて完成します。

見た目は、赤と緑で非常に派手ですが、かき氷がうまく薄味にコントロールしてくれるため、思ったほどは甘さが直接来る感じではありません。バナナよく熟したものを使用していて、緑のもちもちとした皮と合わさって、こちらも美味です。バナナ1本分を使用しているためかなりボリュームがあるので、食事した後のデザートとしては完食するがきつくなってきます。

店の中はクーラーがあり涼しくはなっていますが、かき氷なので溶けるスピードも速く、食べていると甘さが段々きつくなってきたので、追加でかき氷だけを持ってきてもらいました。味のないかき氷に適度なシロップとバナナを乗せながら食べると、自分好みの甘さとなります。かき氷のシャリシャリした触感ともちもちのバナナの味が絶妙にマッチしていて美味しかったです。。

ピサン・イジョのようなデザートは、派手な色の盛り付けで日本では、見た事がないようなデザートです。1杯29,000ルピア(約250円)とお値段も手ごろで、涼むことができるピサン・イジョの紹介でした。マカッサルに来たら是非お試しください。

 

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