【インドネシア】新型コロナウイルスを風土病として共存

Indonesia

インドネシアでは9月に入り急速に新型コロナ感染状況が改善しています。ジョコウィ大統領は、新型コロナウイルスと共存する準備が出来ているとして風土病として迎い入れると述べました。警戒を怠らないようにインドネシア国民に対して注意を促しています。

状況が急激に改善

インドネシア政府は、新型コロナウイルスの感染状況がかなり改善していると伝えています。新型コロナウイルスの感染症例数がかなり減少しています。治療を受けている陽性者数は、9月28日時点は38,652人となっていて2021年7月24日時点のピークである574,135人と比較して93.3%減少しました。2020年9月時点よりも低くなっています。

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新型コロナは風土病になる

インドネシアのジョコウィ大統領は、9月27日の自身のインスタグラムに投稿し、新型コロナウイルスと共存する準備をするように国民に訴えました。

さらに、ジョコウィ大統領は、

「新型コロナウイルスが世界から完全に消える事ができないため、風土病として迎え入れ、国民は警戒を怠らず、マスクの着用、石鹸での手の洗浄、人との距離を保ち、人混みを避けてください」

と訴えました。

ジョコウィ大統領は、新型コロナ感染が始まってから1年半経過し、この数週間で感染拡大局面は改善し始めた。活動制限(PPKM)の実施や、集団ワクチン接種、感染防止のための健康プロトコル実施により、国民の認識が大きく変わったおかげであると述べました。

活動制限(PPKM)の緩和がオフィス、教育、ショッピングセンターから観光に至るまでさまざまな分野で実施されました。

緩和の結果として、人流が急増している状況を踏まえ、再度感染拡大を引き起こす要因として懸念があることを国民に周知し警戒感を緩めないように訴えています。

 

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