【クアラルンプール観光の定番】KTMコミューターでバトゥ洞窟に行ってみた!

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クアラルンプール市内観光の定番であるヒンドゥー教の聖地の洞窟バトゥ洞窟(Batu Caves)に行ってきました。市内中心部から電車で簡単にアクセスできるので観光に最適です。バトゥ洞窟をご紹介したいと思います。

バトゥ洞窟とは

バトゥ洞窟(Batu Caves)は、マレーシアのクアラルンプールから約11Km離れた近郊にあるマレーシア随一のヒンドゥー教にまつわる巨大な洞窟の聖地となります。バトゥ洞窟の「バトゥ(Batu)」はマレー語で「岩,結石」という意味となり、この洞窟周辺の地名にもなっています。マレーシアはイスラム教が国教の国ですが信教の自由が認められているので、複数の宗教が存在しています。バトゥ洞窟は、マレーシア国内でも一番のヒンドゥー教の聖地で19世紀の後半にヒンドゥー教寺院として開いたのが始まりだと言われています。高さ42.7mある,世界最大のムルガン像を見るために世界中から観光客が訪れています。

電車がおすすめ

クアラルンプール市内から最も安くバトゥ洞窟に行きたい時は電車での移動がおすすめとなります。KLセントラル駅からバトゥケイブ(Batu caves)駅まで、KTMコミューターで移動します。駅の窓口で「Batu caves」と行き先を伝えICカードにチャージをします。KLセントラルから、バトゥケイブ駅まで片道2.3リンギット(約70円)と激安です。電車の本数は1時間に1本程しかないので事前に時刻表を確認して乗り遅れの無いように気をつけましょう。KLセントラル駅から約30分でバトゥケイブ駅に到着します。改札を出て東側に抜けていくと、目の前がバトゥ洞窟となります。道なりにお店がたくさん並んでいます。

最初に緑色のハヌマン像がお出迎となります。ハヌマン像の隣奥には「ラーマーヤナケイブ」があります。バトゥケイブと同じように洞窟内に神像が飾られているようですが、有料なので今回はパスします。

隣にもヒンドゥー教寺院があるので靴を脱いでお参りしてからバトゥ洞窟に向かいます。

黄金のムルガン神像と272段のカラフルな階段

お土産屋や食べ物のお店が立ち並ぶ通りを抜けると、ヒンドゥー教の神様「ムルガン(Murugan)神像」が大きさと重厚感で圧倒されます。

高さは42.7mで、300リットルの金が使われたとされ、黄金に輝く神像は、最高神シヴァの次男でヒンドゥー教の軍神となります。

神像の横には、そびえ立つ272段のカラフルな階段があります。2018年にカラフルな虹色に色付されています。階段はとても急で途中の踊り場で休憩しながら頑張って登りましょう。階段の途中で後ろを振り向くと市内を一望できる絶景を楽しむことができます。高所恐怖症でなくともちょっとビビる高さです。

神秘的な巨大な鍾乳洞

272段の階段を登り切ると、約4億年前にできたとされる石灰岩でできた巨大な鍾乳洞の中に入ります。

洞窟内はヒンドゥー教の聖地と呼ばれる寺院とカラフルな神様がたくさん祀られています。

鍾乳洞の奥まで進むと、約100m位ある高い天井の上には大きな穴が開いていて、太陽の自然の光が暗い洞窟内を照らしています。この場所は神秘的な光が差し込むバワースポットとなっていて、幻想的な世界が広がっています。つらい階段を超えると素晴らしい景色を堪能することができます。

バトゥ洞窟訪問の際に気をつけること

バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地となるため足を出すことが禁止となります。気温が高いのですが、長ズボンを履くか、半ズボンやスカートの場合はサロンと呼ばれる腰巻きを借りてから洞窟に入りましょう。長い階段を登ることになりますので履き慣れた靴を履いて、外は暑いので汗が出ますので水分補給を忘れずにしましょう。

帰りにバトゥケイブ駅から電車で帰る際は本数が少なく駅がとても混雑しますので、帰りの電車の時刻を調べついでに、帰りのチケット分をチャージしておくと便利です。電車の時間ギリギリで駅に向かうと、切符の窓口が大混雑して電車に乗り遅れてしまう可能性もあります。

バトゥ洞窟は市内から電車で簡単に行ける観光地でマレーシア初心者の方でも行きやすく半日あれば十分楽しめますので、市内観光のついでにさっくりと訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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