【インドネシア】バリ島への入国条件が厳しくなった?

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インドネシア政府は、明日10月14日からバリ島への外国人観光客へ受け入れを決定していますが、新型コロナウイルス蔓延防止のため入国条件を厳しくすると述べています。バリ島の国際線を開くことでバリ経済を回復させることができると期待されていますが、一方で再拡大を防止するための水際対策も必要とのことです。

バリ島入国条件

ルフィット海事投資調整大臣は、10月14日にバリ島への観光再開に向けて出発前と到着時に行われる入国条件を厳しくすると述べました。水際検疫対策を強化することで、バリ島内で再度感染拡大しないようにするとのことです。

出発前条件

  • 陽性率が5%未満の国からの到着である事。

現在のところ、日本、韓国、中国、アラブ首長国連邦、ニュージーランドが入国可能な国とされていますが、今後感染が終息している18か国まで増加することを表明しています。入国できる18か国の発表はまだです。

  • インドネシア滞在に必要な訪問ビザや一時滞在ビザの取得。

現在、到着ビザやビザ無しでの入国はできません。

  • 3×24時間以内に採取されたRT-PCRテストの陰性証明書を提示。
  • 出発前の14日以前にワクチン2回接種したことを証明するワクチン接種証明書(英文記載)を提示。
  • 新型コロナウイルスに感染した場合の最低補償額100,000米ドルの治療救援費用がついた医療保健の加入。
  • 隔離中のホテルの予約及び支払い完了の証明書の提示。

到着時の要件

  • PeduliLindungアプリからe-HACに入力。
  • 到着時に自己負担でRT-PCR検査を実施する。

旅行者は予約された宿泊施設でRT-PCR検査の結果を待つことが可能となる。

  • PCR検査結果が陰性の場合、旅行者は5日間3日間予約された検疫場所で隔離される。
  • 4日目2日目のRT-PCRの結果が陰性の場合、5日目3日目に検疫終了する。

※2021年11月から隔離期間は3日に短縮となりました。

ホテル隔離は5日間3日間に短縮も10万ドルの保険加入が条件

今回のルフィット調整大臣の発表で、バリ島入国に際してのホテルでの隔離期間は5日間3日間になる事が発表されました。

8日間の隔離期間が3日5日間短縮となった事は朗報と言えますが、一方で新型コロナに感染した場合の医療保険の加入が必要になったようです。しかも最低保険金額が10万米ドルと高額な医療保険に加入する必要があります。

バリ島訪問の際は治療救援費用が付いた海外旅行保険に加入する必要がありそうです。

※2021年11月から隔離期間は3日に短縮となりました。

バリ島入国条件を確認して

バリ島内の感染が減少してきているので、1年半振りに外国人に開放される事になりました。しかし入国する前、入国した後の条件は厳しいものがあり、追加費用が必要な項目も多いので、簡単にバリ観光できるような状況ではありません。

多くの外国人がバリ島に訪れるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

 

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