【幸せの一杯】ドゥクアタス駅・スディルマン駅前のバクミー店「Bakmie Kasih」で太麺をすする

Indonesia Travel

空港鉄道(BNI City)に乗り換える前に、隣接するスディルマン駅周辺で軽く食事をしたいと思い歩いてみると、赤いハートのロゴが目印の「Bakmie Kasih」に出会いました。麺は好みに合わせて選べるとのことで、今回は太麺をチョイス。これが大正解で、コクのあるタレとむっちりとした麺の相性が抜群。旅の締めくくりにふさわしい“整う一杯”になりました。

BAK MIE(バクミー)とは?

ジャカルタ滞在の最終日。Blok A 駅からMRTに乗り、ドゥクアタス駅へ向かいました。

地上に出ればKRLのスディルマン駅と空港鉄道BNI City が並ぶ“ジャカルタの交通結節点”です。空港列車までの時間が少しあったので、軽く食事をしてから空港へ直行でき、時間効率の良さを実感しました。

スディルマン駅前で「Bakmie Kasih」を発見

お店は Jalan Kendal No.24, Menteng にあり、MRTドゥクアタス駅やKRLスディルマン駅から徒歩数分、空港鉄道BNI City も至近という好立地です。

「BAK MIE/Bakmi」は、中国系の食文化を起源にもつ小麦の麺料理で、インドネシアの街角からレストランまで幅広く親しまれています。名前は“肉麺”を意味し、醤油ベースのタレで和えた麺に鶏肉や豚肉、きのこなどの具をのせ、澄んだスープ(バクソ=肉団子入りのことも)を添えるのが定番です。イスラム教徒の多い地域では鶏肉が一般的で、鶏の甘醤油煮をのせた「ミー・アヤム(Bakmi Ayam)」が全国的にポピュラー。まぜ麺とスープ、両方の良さを一度に楽しめるのが魅力です。

麺は細麺と太麺(ちぢれ)から選べ、トッピングは

  • Ayam Pacamke(ゆで鶏・あっさり)
  • Ayam Cincang(甘口の鶏そぼろ)
  • Jamur(きのこ)

の三本柱。価格は1トッピング Rp28,000/2トッピング Rp34,000/3トッピング Rp39,000。プレーン(トッピングなし)は Rp22,000、量を増やす Jumbo は+Rp18,000、追加トッピングは+Rp10,000 でした(訪問時)。

“太麺×鶏そぼろ+きのこ”+バクソ・スープを注文

私は太麺に Ayam Cincang と Jamur の二種をのせ、バクソ(肉団子)入りのスープを添えました。まずは麺だけをひと口。噛むと中心に“もっちり”とした弾力があり、表面はつるり。ちぢれた太麺がタレをしっかり抱き込み、香ばしい鶏油と甘醤油のコクがじわっと広がります。

鶏そぼろは甘辛の輪郭がはっきりしていて、脂が軽め。麺を重たくしない上品な仕上がりです。きのこはぷりっとした歯ごたえで旨みが濃く、そぼろの甘みと合わさると味の立体感がぐっと増します。青菜のシャキッとした食感と刻みネギの清涼感も良いアクセント。卓上の唐辛子酢をひと回しすれば、甘旨に酸味のキレが加わり、最後まで箸が止まりません。

スープは角のない塩味で出汁がじんわり。バクソはふんわり柔らかく、噛むと肉の旨みがにじみます。和え麺で少し重くなった口をスープでリセットする、この繰り返しが心地よく、気づけば丼は空になっていました。

まとめ

「Bakmie Kasih」は、麺の存在感・タレのコク・駅近という利便性の三拍子がそろった、旅向きのバクミー屋さんでした。今回は太麺でしっかりと楽しみましたが、細麺ならまた違った表情が出そうです。トッピングの組み合わせも多彩で、鶏そぼろ+きのこは個人的に鉄板。バクソのスープを添えれば満足感はさらにアップします。

提供が早い:注文・会計から出来上がりまでスムーズで、時間が読みやすい。

自由度が高い:麺の太さ、トッピング、スープの有無を気分で選べる。

重すぎない:油っこさが適度で、飛行機に乗る直前でも負担になりにくい味わい。

空港へ向かう前に「少しだけでもおいしいものを食べたい」。そんなときは、スディルマン駅前の「Bakmie Kasih」でサクッと一杯。旅の余韻を心地よく残してくれる、良い寄り道になります。

「Bakmie Kasih」の場所はこちら

https://bakmiekasih.com

 

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