【インドネシア】いろいろある!ラマダン中の注意!

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明日から今年のラマダンが始まります。太陽が出ている間は一切の飲食をしないので、朝早く起きて食事をして、お祈りをした後仕事に出社します。そんなイスラム教徒と一緒に働く上でラマダンを理解し、信頼関係を築くのも大切な事です。
本日は、ラマダン中に注意することについてお話します。

ラマダン中は仕事の効率が下がる。

ラマダン中にイスラム今日の人々と一緒に働いていると、いつもよりボーとしていると感じます。ラマダン期間中は食事のため早起きしているので、昼間に眠そうにしています、仕事に力が入らないのは仕方がない事と受け止めてあげるのが大切です。普段より仕事の効率が悪くなるのは当然で、そんな時に叱ったり、注意をしてはいけません。

イスラム教の人々は、ラマダン期間中の断食は仕事よりも大切であるからです。
お腹が空いて、力が出ないのは当然なので多目に見てあげる事が大切です。

重要な仕事はなるべく午前中に

重要な打ち合わせや会議は、断食中のムスリムの疲労度が低く、集中力が高い午前中に設定するようにしましょう。ラマダン中は、勤務時間も短縮となっている場合もありますので、夕方のアポイントも基本は避けたほうがよいです。
もちろん、会議や打ち合わせ中にランチや飲み物を飲みながら行うのは絶対にいけません。

非ムスリムの過ごし方

ラマダン中は、日本人等非ムスリムの人が、お昼を食べる事に気が引けますが、ドアを閉めた部屋で飲食するなど、イスラム教の人々に配慮しながら、最低限の注意をして過ごしましょう。
インドネシア人達は、イスラム教徒でない人にラマダンを強要する事はありません。ラマダン中のお昼から営業しているレストランでは、カーテンをして外から非ムスリムの人が飲食している場面を見せない工夫をしています。

治安が悪くなる

インドネシアでも最近は比較的治安が安定していますが、ラマダン中は一年で一番治安が悪くなる時期とされています。
ラマダン期間中は、断食の影響でイライラしている人も多く、スリや窃盗も多く発生します。治安の悪いエリアや公共交通のバスや電車の中などは、注意する必要があります。欧米系のカフェやお酒を出すレストラン等もラマダン期間中はなるべく避け、家でゆっくり過すことをおすすめします。

タクシーも運転が荒くなる

ラマダン中は、タクシー運転手も昼間は飲食していないので、イライラして運転が荒くなる可能性もあり、事故も多発します。タクシーもなるべく乗らない方が良いのですが、運転が荒いドライバーに当たってしまった場合は、その場で降りるか、ゆっくり運転するようにお願いするようにしましょう。

まとめ

海外で働くためには相手国の文化や伝統を理解し受け入れる柔軟さが必要です。特にイスラム教のような戒律の厳しい宗教を信仰する人が多いインドネシアではなおさらです。ラマダンでの注意を知っておくことで失礼な振る舞いを避ける事ができます。

イスラム教徒にとって大切なラマダンをよく知り、受け入れ、お互いに信頼関係を築ける働き方を心がけましょう。

 

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