【ZIPAIR日本到着】深夜便ジップエア搭乗記!その2

Airplane Indonesia

日本へ帰国するためにシンガポールから成田まで深夜便のジップエアに搭乗しました。夜間飛行での日本到着までをお伝えします。

窓側の空間

ジップエアで日本に向けて約7時間飛行します。夜中1時前に出発して朝8時前には到着できるスケジュールで飛行します。夜も遅いのでいつもなら飛行機内でもそこそこ眠ることができるのですが、なかなか寝付けません。今回の56A席は窓側の席なのですが、通常3列ある席ですが、機体後方部分の尾翼が狭まった場所に座席が設置してあるため、2席しかなく、窓と座席の間に空間があります。

最初は2席分の空間が使えて斜めにすれば脚が伸ばせると喜んでいたのですが、逆に空間があるおかげで、窓の壁に寄りかかって寝ることができないという決定的な欠点がありました。いつも壁に寄りかかっていたのが、なにか窮屈な感じになって体が落ち着きません。ジップエアは満席近く席が埋まっているので当然隣の通路側にも知らないお客さんが座っていれ、そちらに倒れ込むこともできず脚は窓側に向いて「く」の字の体制になっているという奇妙な感じです。身長が高い方で、いつもはなるべく指定座席は非常口席やバルクヘッドなどの席を選んでいたので、久しぶりのLCCの座席間隔に翻弄されている状態です。

トイレに行けない

隣の席のお客さんはすやすや寝ているので、トイレに行くため起こすのも悪いので、当然水分をなるべく摂らないようにしておく必要があります。いつものJALやANAで帰国する場合は、ビールやワインなどを飲んで、アルコールの力を借りて眠ることができるのですが、当然トイレも近くなります。ジップエアでも有料ですが、お酒やビールを頼むことができますが、トイレの事を考えてアルコールを飲むのを控えようとすると、さらに眠れなくなるという悪循環で過ごすことになります。何も考え事をせずに眠れなくても目を閉じて無になるしかありません。いつもは、7時間なんてあっという間に過ごして到着できる感覚なのですが、搭乗時間がとても長く感じました。

ブランケットが大活躍

到着2時間前になると、すでに沖縄あたりまで移動してきました。空が明るくなってきて反対側の窓から光が漏れてきました。

A席は北西側を見ているため日の出を見ることができませんが、雲の上がオレンジ色に輝いてきてとても綺麗な空でした。

機内は空調が効いていてちょっと窓側の壁からひんやりとした冷気を感じていましたが、注文したブランケットがとても重宝しました。包まっているだけで体が暖かく感じるので、昼間の便では要らないかもしれませんが、深夜便ではブランケットがあって本当に助かりました。

成田到着

日本の南を飛行しながら、関東に近づいてきました。

日本付近は冬晴れで空気も澄んでいるようで、遠くに富士山を拝むことができました。距離的にはかなり遠い場所を飛行しているのですが、視界が良好な感じです。

富士山を過ぎるとだんだん高度を下げて着陸体制に入ります。

房総半島上空から成田空港に着陸となりました。シンガポールでは1時間近く遅れて出発したのですが、冬の偏西風の力を借りたおかげで、定刻より8分早く到着となりました。

LCCだが我慢できないほどではない

LCCでの帰国でどうなるかと思ったのですが、なんとか耐えて7時間を乗り切ることができました。ジップエアは高止まりする燃料サーチャージが無く、好きなようにサービスを決めるというスタイルで航空運賃を下げてもらえるのはありがたく安く移動することができます。

座席はちょっと狭いですがまったく我慢できないほどでもないため、工夫次第で快適に過ごすことができると思います。今回はエコノミー席でしたが、ビジネスクラス並のジップエア自慢のフルフラットの座席に乗ってみたいところです。

 

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