インドネシアで燃料価格が急騰!Pertaminaディーゼルが最大65%値上げを発表

Indonesia

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2026年4月18日、インドネシアで燃料価格の大きな変更が発表されました。

国営石油会社Pertamina(プルタミナ)は、この日から非補助金燃料(BBM nonsubsidi)の価格を調整しました。

今回の特徴は、単なる値上げではなく、ディーゼル燃料の価格が大幅に上昇したことです。

例えば、

Pertamina Dex

Dexlite

などのディーゼル燃料は、60%以上の値上げとなりました。

一方で、一般の車やバイクが使うガソリンは据え置きとなっています。

インドネシアでは燃料価格は非常に敏感なテーマです。

なぜなら、この国では交通・物流・生活のほとんどが燃料に依存しているからです。

そのため燃料価格の変化は、単なるガソリン代ではなく、国全体の経済に影響を与える出来事と言えます。

今回は、4月18日に行われた燃料価格調整の内容と、その背景について解説します。

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4月18日からのPertamina燃料価格

2026年4月18日、Pertaminaが発表した燃料価格は以下の通りです。

Pertamina燃料価格(2026年4月18日)

燃料               旧価格          新価格

Pertamina Dex       Rp 14,500     Rp 23,900 /L

Dexlite         Rp 14,200     Rp 23,600 /L

Pertamax Turbo      Rp 13,100     Rp 19,400 /L

Pertamax Green 95  Rp 12,900     Rp 12,900 /L

Pertamax                   Rp 12,300     Rp 12,300 /L

Pertalite                Rp 10,000   Rp 10,000 /L

コンパスニュースから引用

今回の価格調整を見ると、明らかにディーゼル燃料の値上げ幅が大きいことがわかります。

最大65%の値上げ

最も値上げ幅が大きかったのはディーゼル燃料です。

例えば

Pertamina Dex

旧価格

14,500ルピア

新価格

23,900ルピア

これは約65%の値上げになります。

同様にDexliteも

14,200ルピア →23,600ルピア

となり、大幅な上昇となりました。

ディーゼル燃料は主に

トラック

バス

商業車両

建設機械

などで使われています。

そのため今回の値上げは、物流コストに影響を与える可能性があります。

ガソリン価格は据え置き

一方で、一般的な乗用車やバイクが使うガソリンは据え置きとなりました。

例えば

Pertamaxは12,300ルピアのまま変更なしです。

また、補助金燃料であるPertaliteも10,000ルピアで据え置きとなりました。

政府としては、国民生活への影響を抑えるため、一般ガソリンの値上げは避けたと考えられます。

インドネシアの燃料は2種類ある

インドネシアの燃料は大きく分けて

2つのカテゴリーがあります。

補助金燃料(Subsidi BBM)

政府が価格を補助している燃料

代表例

Pertalite

Solar

価格は政府が管理しているため、大きく変動することはあまりありません。

非補助金燃料(Non Subsidi)

市場価格に連動する燃料

代表例

Pertamax

Pertamax Turbo

Dexlite

Pertamina Dex

今回値上げされたのは主にこちらです。

補助金燃料を使う人

補助金燃料は、主に

一般庶民

が利用しています。

具体的には

  • バイク利用者
  • 小型車
  • 配達ドライバー
  • 地方の住民

などです。

インドネシアではバイクが非常に多く、都市部でもバイクが交通の主役です。

そのため政府は、社会政策として

Pertaliteの価格を低く抑えています。

もしPertaliteが値上がりすると、国民生活への影響は非常に大きくなります。

非補助金燃料を使う人

一方で、非補助金燃料は主に

中間層以上

が利用しています。

例えば

  • 新しい車のオーナー
  • 外資企業
  • 会社の車
  • 富裕層

などです。

最近の車はRON92以上を推奨することが多いため、

Pertamax

Pertamax Turbo

などを使う人も増えています。

つまり、

インドネシアの燃料政策は

社会階層によって使う燃料が分かれている

という特徴があります。

なぜ原油が下がっているのに値上げ?

今回多くの人が疑問に思ったのが

「原油が下がっているのに、なぜ燃料は上がるのか」

という点です。

専門家はその理由として

いくつかの要因を挙げています。

理由① ルピア安

インドネシアは燃料の多くを輸入しています。

つまり

ドルで購入 → ルピアで販売

という構造です。

しかし現在

ルピアは下落しています。

2026年4月は

1ドル=約17,000ルピア

前後です。

そのため、原油価格が下がっても

為替の影響で輸入コストが上がる

という状況になっています。

理由② 輸送コスト

燃料価格には

精製費

輸送費

保管費

なども含まれます。

最近は

海運コスト上昇

エネルギー価格上昇

地政学リスク

などの影響で輸送コストが上がっています。

それでもインドネシアの燃料は安い

インドネシアに住んでいると感じることがあります。

それは、 燃料はまだ安い ということです。

例えば日本。

日本のガソリン価格は 180円/L前後 です。

ルピア換算すると 約20,000ルピア になります。

つまりインドネシアは 日本の約半分 の価格です。

これは

  • 政府補助
  • 国営企業
  • エネルギー政策

によって支えられています。

物流コストへの影響

しかし今回の値上げは、無視できない影響があります。

それは、物流コスト です。

ディーゼル燃料は

  • トラック
  • 物流
  • 建設
  • 港湾

などで使われています。

そのためディーゼル価格が上がると

食品価格

配送費

建設費

などが上昇する可能性があります。

つまり今回の値上げは、

静かにインフレを押し上げる可能性

があります。

まとめ

2026年4月18日、インドネシアでは、Pertaminaの非補助金燃料価格が調整されました。

特に

Pertamina Dex

Dexlite

などのディーゼル燃料は

60%以上の大幅値上げ

となりました。

一方で

Pertamax

Pertalite

など一般ガソリンは据え置きとなりました。

燃料価格はインドネシア経済を理解する上で非常に重要な指標です。

今回の値上げは今後の物流コストや物価に影響を与える可能性があります。

今後の動きにも注目していきたいところです。

参考 : コンパスニュース

記事の最後
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