全ての交通機関でプドゥリリンドゥンギ提示が必要!【インドネシア】

Indonesia

インドネシアでは、本日8月28日からすべての公共交通機関で移動する場合にPCR検査結果やワクチン接種の有無を確認するアプリ「プドゥリリンドゥンギ(PeduliLindungi)」
を使用する必要があります。

プドゥリリンドゥンギとは

インドネシア政府が管理する健康アプリのひとつで、アプリに登録すると新型コロナワクチンの接種状況や、PCR検査結果等をQRコードで表示することで、交通機関を利用する場合に証明書等の紙を提示しなくても証明することができます。移動する際の係員の接触を削減して、証明書偽造等を防止する意味もあるようです。

プドゥリリンドゥンギ(PeduliLindungi)

飛行機、バス、鉄道など利用の際に必要

7月末から一部のインドネシアの空港ではプドゥリリンドゥンギの使用を開始していましたが、本日8月28日からは陸海空すべての交通機関での移動する際にアプリの提示が必要となります。

ジャカルタの地下鉄「MRT」や、公共バスの「トランスジャカルタ」などを利用する際はワクチン証明書提示が必要になりましたので、今後は紙の証明書はいらなくなりアプリを利用して簡単に証明できるようになります。

証明書は2時間以内に登録

インドネシアでPCR検査や迅速抗原検査、ワクチン接種を受けると検査記録等は検査後2時間以内にアプリに登録されます。

外国人も登録できる

プドゥリリンドゥンギのアプリですが、パスポート番号でも登録することができます。
アプリインストールで、「pedulilindungi」をインストールして名前とメールアドレスを入れて送信すると確認コードが送られてきますので、時間内に登録するとできます。

外国人はインドネシア人の身分登録番号(NIK)を持っていないので、日本を含む外国で受けたワクチン接種の記録はまだ登録できない状況です。インドネシア内の公共交通を利用する場合は引き続き、紙の証明書を提示する必要があります。

移動にはスマホは必須

ワクチン接種が各国で進んできて、入国や移動する際にはワクチン接種やPCR陰性証明書等が必要な国が増えてきました。この度インドネシアで移動する際にもアプリの使用が必須となった事で、ますますスマートフォンを持っていない人は移動も難しくなります。スマホを持っていても国ごとに、ワクチン証明書アプリが違うとその都度インストールや登録が必要となってきますので、非常に厄介な問題です。

今後、世界的にワクチン証明書が利用される事となった場合には、できればアプリを統一して欲しいのですが、なかなかすぐには難しそうですね。

 

人気記事海外送金!インドネシアから日本に送金、ワイズ(Wise)とトップレミット(Topremit)どちらが良いか?

人気記事わかりやすい!インドネシアで就労ビザ取得方法!