【インドネシア】一時帰国へジャカルタ行き飛行機が大遅延!マカッサル空港でのドタバタ劇!

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日本への一時帰国する日がやってきました。するとマカッサルからジャカルタに移動するため予約していた、ガルーダインドネシアの飛行機が大幅に遅れることが確定してしまいました。ジャカルタから羽田行きの飛行機に間に合うのか?マカッサル空港での混乱ぶりをお伝えします。

午前中の予兆に気が付かず

事態は午前中に起こっていました。搭乗予定のガルーダインドネシア航空15時35分発のGA659便ですが、この便は午前中にパプアのメラウケからジャヤプラを経由してマカッサルに到着してからジャカルタに行くというインドネシア国内線でも長距離経由便となります。メラウケからジャヤプラまで1時間、ジャヤプラからマカッサルまで3時間半かかる国際線並の長距離フライトです。この便の特徴として、一旦どこかで遅れが生じると飛行時間が長いおかげで大幅に遅れることがあります。実は午前中の時点ですでにメラウケを午前中に出発するところが午後出発になっていました。機材繰りになにか不都合があったようです。いつもは、フライトレーダーで運行状況を確認してから空港に行くことにしていますが、12時過ぎにそろそろ準備を始めようと思ったときにフライトレーダーを確認したときは、今回搭乗する飛行機がジャヤプラをまだ出発していないことが分かりました。

電話を見ると、同じ番号から着信がありガルーダインドネシア航空から振替便の案内が来ていました。電話が来たのは朝の9時で、気がついたのは12時過ぎでした。電話はマナーモードになっていて全く気が付きませんでした。やばい!と気が付いた時には遅しでこのパターンは4時間以上大幅に遅れることがすでに確定していました。15時35分にマカッサルを出発する予定が4時間遅れの出発の見込みとなっています。仮にマカッサル19時30分発とするとジャカルタ到着は21時着です。おそらく、ボーディングブリッジに到着して飛行機から外に出るのは21時15分頃になりますので、21時25分発のANA羽田空港行にどんなに頑張っても乗り継ぎは不可能です。

ガルーダインドネシア航空のコールセンターに電話をしたところ、搭乗予定のGA659便は遅れが確実なようです。国際線乗り継ぎなんとかできるように他の便に振替できないかを聞いたところ、ガルーダインドネシア航空のジャカルタ行き当日便はすでに満席となってしまっているようでANA乗り継ぎは非常に厳しい状況です。朝の電話が来た時点で振替便の待機順番が決まったようで、電話に出なかったので他の人が振替してしまいすでに満席になったようです。

こんな時は、空港に行ってどうにかガルーダ以外の他の便に振替してもらう必要がありますので、急いで支度をします。預け荷物があると飛行機から出てくる時間などを考えると、その時点で乗り継ぎアウトになる可能性があるので、帰国する荷物を機内持ち込みだけに絞ってマカッサル空港に急いで向かうことにします。

バティックエアのビジネスのみ

ガルーダのコールセンターと電話などをしていたらアパートを出発するのは14時になってしまいました。タクシーを使って、マカッサル空港に到着しました。

急いでガルーダのカスタマーセンターに駆け込みます。

スタッフに国際線乗り継ぎの事情を話して、他の便でなんとか乗り継ぎ可能な飛行機を探して欲しいということで、パソコンではじき出された結果が、18時50分発バティックエアID6231便しかないとなりました。ジャカルタ到着が20時10分着です。しかも、エコノミー席が満席なのでビジネスクラスのみとなります。この時点でシティリンクやライオンエアも既に満席で、バティックエアのビジネスクラスに搭乗するしか選択肢はなく、ビジネスクラスの当日料金はなんと!850万ルピア(約8万1千円)と大変高価となっていて、ちょっと購入を躊躇してしまうチケットです。しかし今更ANAの国際線を変更できる時間もなく、ジャカルタ行きをやめて国際線のチケットを紙くずにするのか判断に迷いました。仮にこのバティックエアが遅延した場合は、乗り継ぎは不可となりますので、その場合は翌日以降にジャカルタからマカッサルに戻ることも考える必要があります。迷ったあげく、バティックエアでの乗り継ぎに賭けることにしました。最悪国際線の乗り継ぎできなくても良いと思えは気が楽になります。早速ガルーダインドネシアのチケットの払い戻しを受けて、バティックエアのカスタマーセンターに向かいます。

現金のみ

早速、カスタマーセンターでバティックエアのビジネスクラスのEチケットを発行してもらいます。支払いはデビッドカードでとお願いしたら、カード支払いの機械が壊れているとのことで、現金のみになるとのこと。先程230万ルピアはガルーダの払い戻しで現金を持っていますが、手持ちの現金を加えても600万ルピアほど足りません。カードATMで現金を用意する必要があります。しかもマカッサル空港の出発ロビーにはATMの機械がなく、到着ロビーの近くまで移動する必要があります。一旦ターミナルの外に出てから、飲食店を抜けてATMコーナーに行きます。

インドネシアのATMは1回の取り扱いで、250万ルピアしか出ませんので600万ルピアの現金をおろすには、3回同じ作業が必要です。10万ルピア札が85枚の850万ルピアの現金を持つことはほとんどないのので、大金持ちになった気分になりますが、ATMから現金をおろすところを見られて、盗難などに会う確率も高くなりますので周りを伺いながら現金をおろします。バックにお金を忍ばせながら、再度バティックエアのカスタマーセンターでEチケットの支払いを行います。

ようやく手に入れたプラチナチケットをカウンターで搭乗券に引き換えをします。

バティックエアのビジネスクラスに乗るのは、今回が2回目になります。2015年7月に人生最初のマカッサル訪問の際に利用して以来となります。その時も当日マカッサル行きが決まった関係上、バティックエアのビジネスクラスしか空きがなく、やむなく搭乗した記憶がよみがえります。その時のビジネスクラス料金は350万ルピアほどだった覚えがあり、7年後の価格が2.5倍になっているのを考えるとインドネシアも相当インフレが進んでいるということになります。

ガルーダ遅延ドタバタ劇を終え、なんとかジャカルタ行きバティックエアのビジネスクラス航空券を抑えたので、ほっと一息するため出発までKFCでゆっくりしたいとやってきましたが、なんと次の試練が起こることになります。

次回に続きます。

 

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