【インドネシア渡航】鉄道の旅!スマラン駅にて

Indonesia

ジャワ島鉄道の旅がスタートします。

スマランからジャカルタまで鉄道で移動することになりました。早朝のスマラン駅と出発までの様子をお伝えしたいと思います。

誰もいない夜明け前にチェックアウト

午前4時頃に起床してチェックアウトの準備をします。久しぶりの鉄道に乗車するためワクワク感がたまらないです。列車内が寒いことも考えて、長袖を着ていきます。

ホテルからスマラン・タワン駅まではタクシーで10分ほどで到着できる距離です。飛行機と違い、時間ぎりぎりでも乗車可能ですが、駅構内や列車などの様子を見るためにホテルを早めに出発することにしました。

なぜか昨日の晩からホテルのエレベーターが故障しているらしく、非常階段でロビーまで降りていきます。

朝の4時半ですが、フロントには誰もいなく、周りを見渡しても誰かいる様子がありませんでした。外に警備の人がいるのかと探しましたが、警備もいません。セキュリティ的に大丈夫なのかと思いましたが、スマランは治安が良いのかもしれません。ホテルの支払いは済んでいるので、部屋の鍵をフロントに置いてチェックアウトとします。

GRABアプリでタクシーを呼ぶことにします。夜明け前でもすぐにマッチングしてくれたので助かります。このような場合、アプリがなければ誰にタクシーを呼んでもらうか悩んでしまいますが、アプリがあればすぐにタクシーが来るのは便利ですね。スマラン駅まで移動することにします。

スマラン・タワン駅

スマランには、大きなターミナル駅が2つあり、ポンチョル駅とタワン駅があります。両駅は隣の駅で、そんなに離れている訳ではないのですが、列車によってどちらかの駅から乗るか決まります。どちらかというと、タワン駅が中心駅の役割となっていて、出発する列車の本数も多くあります。タクシーでタワン駅の入口で降ろしてもらいます。

インドネシアの駅は駅前が駐車場となっていて、駐車料金を支払えば駅の改札前まで車でいくこともできますが、時間もあるので歩いて改札口まで行くことにします。

駅での探索

空港と同じようなチェックインの機械でEチケット番号を入力すると、すぐに乗車券が発行されます。

早朝でもちゃんと動いていたので、問題なく入手できました。

5時前という時間のため、お店はほとんど開いておらず、しばらく駅の中をうろうろします。

時刻表があり、出発時間などが確認できます。スマランからジャカルタ行きの列車本数は結構あるのですが、夜中走るものが多くあるのが判ります。今回乗車するのは、6時発のアルゴ・シンドロ(ARGO SINDORO)号ジャカルタ・ガンビル駅行きとなります。

駅の真ん中付近に改札があり、天井が高くオランダ建築様式のようなたたずまいとなっていて、シャンデリアが良い雰囲気を出しています。

5時から改札が始まり、駅のホームに入ることができました。目の前に停車しているのが、今回乗車する列車のようです。スマラン・タワン駅が始発となりますので、発車準備をしています。

ジャカルタ方面の1号車の方に向かうと、ちょうど機関車を連結する場面に遭遇することができました。

大型の機関車が客車と連結される様子をしばらく眺めていましたが、なかなかの迫力です。インドネシアの地方路線は架線がないので、ディーゼル機関車が客車を引っ張って動かしていきます。

機関車の後ろが1号車となり、全部で9号車まで連結されています。

特急列車に相当しますので、全ての客席がエグゼクティブ車両となります。4号車と5号車の間には食堂車が連結されています。9号車の後には電源車が連結されていて、発電しながら客車に電気を送る車両がついています。機関車を入れて12両編成となります。

ホームが列車の乗車口にくらべ低いため、階段が乗車口に設置されています。もうすでに何人かは乗車しはじめています。

食堂車で朝食

どうしても体験したかったのが食堂車です。昔は日本でも長距離列車に夜行列車に食堂車が連結されていましたが、ほとんど見なくなってしまいました。

走り出してしまうとタイミングよく席が空いていなかったりしそうなのと、朝早く起きたのでお腹も空いてきたので、食堂車に行くことにしました。

出発準備中でしたが、大丈夫ということで、ナシゴレンを購入して、食堂車で食事することになりました。

自分の席でも食事はできますが、食堂車で食べると、雰囲気は抜群でいつものナシゴレンよりも美味しく感じます。

食堂車での食事を体験しお腹がいっぱいになったところで、そろそろスマラン駅を出発しますので、予約した8号車の席に移動することにします。

ジャカルタまでの移動開始となります。

 

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