【インドネシア渡航】スマラン駅からスラバヤへ夜行列車に乗車しました!

Indonesia

本日はスマラン駅から鉄道でスラバヤまで移動することになりました。インドネシアの列車での旅となりますが、約5時間修行ともいえる過酷な移動となります。

スマラン駅に到着

スマランには、大きな駅が2つありスマラン・ポンチョル(Poncol)駅とスマランタワン(Tawang)駅があります。今回乗車予定のジャヤバヤ(Jayabaya)号はスマラン・ポンチョル駅から乗車となります。駅のオープンは1914年と古く100年以上前から存在しているとのことです。駅舎はリニューアルされており近代的な感じですが、駅の中は大きな屋根に長いプラットフォームがあり風情を感じます。駅に到着したのは22時45分で、コンビニや売店なども全て閉鎖してしまっており、ひっそりとしてます。

駅の券売機で、事前に予約していたe-チケットでチェックインすると列車のチケットに換えることができます。

今回乗車するジャヤバヤ号は、ジャカルタのパサール・スネン駅を16時45分に出発して、チレボン・ティガルなどを経由してスマラン・ポンチョル駅を23時21分に出発します。今回降車予定の駅は、スラバヤ・グベン(Gubeng)駅に翌朝の4時18分に到着となりますので約5時間の列車の旅となります。

ジャヤバヤ号は10両編成で運行されています。4両のエグゼクティブクラスと5両のエコノミークラスの車両を連結しています。エコノミークラスとエコノミークラスの間は食堂車が連結されています。エグゼクティブクラスは2-2のリクライニング座席が1車両で50名が乗車できます。エコノミークラスは、2-2の対面座席となり、リクライニングはできないので、長時間の乗車ではかなりキツイ座席となります。今回は運よくエグゼクティブクラスのチケットが入手できましたので、ゆったりとした感じで乗車できそうです。

スマラン・ポンチョル駅に出発の10分前に到着となりました。

迫力の列車到着のシーンをご覧ください。

エグゼクティブクラスは

スマラン駅に到着した際には、ほとんどの座席が埋まっていて満員の状態です。あらかじめ座席指定されているので、座れないことはありませんが夜行列車がここまで人がいっぱいなのはすごいことです。早速自分の座席に座ろうとすると、本来の窓側の座席は既に座られてしまっており、爆睡中でした。仕方がないのでその隣の通路側の座席に座ることにします。

座席につくと、係員が毛布を持ってきてくれました。列車内はかなり冷房がきつく、こんなにも寒くする必要がないと思うのですが、こちらもどうすることもできないので、毛布にくるまって過ごすしかありません。

列車でお弁当にありつく

定刻にスマラン駅を出発となります。23時過ぎですが、スマラン駅で何か調達しようと思っていましたが、すでに全てのお店が閉まっていたため買い物ができませんでした。お腹も空いていたため食堂車でお弁当にありつくことにします。すでに売れきれてしまい、1種類のお弁当しかないということで、暖めてから席まで持ってきてもらうことにしました。

タッパーに、ごはんと、袋に入ったなにやら怪しげなおかずたちがあります。

ルンダンと呼ばれる牛肉のココナツ煮と野菜が全て袋に入っていて衛生的ではありますが、意外とおいしく食べられました。

列車内は忍耐の時間

夜中の走行ですが、30分から1時間毎に途中駅に到着します。駅に止まる前はものすごい音量の到着アナウンスと、機関車の警笛の音でほとんど寝られません。列車内は冷房がきつく、とても寒いです。毛布1枚でも寒さが身にしみます。列車に乗る前にホテルで仮眠していたので、さほど眠くはありませんが、隣の人がいびきをかきながら寝ているのはすごいことです。車内で夜中に動画の音量を上げながら見ている人がいて、うるさい!と叫びたくなりますが、ここはインドネシアなので我慢します。夜なので、外の景色もまったく見ることができず、とにかく早くスラバヤまで着いて欲しいという思いでした。楽しい列車の旅とはほど遠い、修行という名のとにかく忍耐の時間となります。

スラバヤ駅に到着

朝の4時10分、定刻通りにスラバヤ・グベン駅に列車は到着となりました。列車が止まり、ホームへと降り立つと生ぬるい空気が体を包みます。列車内がいかに寒かったのかがわかります。インドネシアの夜は冷えて25℃くらいまでさがりますが、列車内は20℃以下まで冷えていたのでというくらい冷房が効いていましたので、ようやく到着してホームの降り立ってちょっと体温があがり、ほっとした感じになりました。

今回はやむなく、夜行列車でスマランからスラバヤまで移動しましたが、もう夜の列車は楽しくないし、寒いし、とにかく、あまり良い印象が残らないという結果に終わりました。

夜はホテルで休まないといけない年齢になってしまったということで、移動に無理は禁物という教訓だけが残りました。もっと若ければと思う瞬間です。

 

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