ガルーダ航空マカッサル―ジャカルタが片道290万ルピア!“異常高騰”している理由
ガルーダ航空のチケットが突然高くなった
インドネシア国内を飛び回る人たちの間で、ある話題が広がっています。
「飛行機のチケットが高すぎる」
私自身もマカッサルとジャカルタを頻繁に行き来する生活をしているので、この変化をかなりリアルに感じています。
これまでガルーダ・インドネシア航空のマカッサル―ジャカルタ便は
・プロモ価格:約180万ルピア
・通常価格:220〜230万ルピア
程度で購入できることが多く、少し早めに予約すれば比較的リーズナブルに移動できる路線でした。
しかし最近、状況が明らかに変わりました。

実際にガルーダの公式アプリで検索してみると、
Eco Promo
2,364,830ルピア
Eco Comfort
2,904,980ルピア
という価格が表示されました。

つまり
片道で約235万〜290万ルピア
という水準です。
これは以前の価格と比較すると
20%以上の値上げ
と言える状況です。
国内線としては、かなり高い金額になっています。
往復すると月収レベルになる航空券
この価格でさらに驚くのは、往復料金です。
マカッサル―ジャカルタの往復は
約470万〜580万ルピア
になります。
これは実は
ジャカルタの平均月収に近い金額
です。
つまりインドネシアでは、
国内移動の航空券だけで1ヶ月の給料に近い金額
になる可能性があるということです。
もちろんインドネシアは島国なので、飛行機が重要な交通手段であることは理解できます。
しかし、それでもこの価格は多くの人にとってかなり大きな負担です。
実際、最近はビジネス関係者の間でも
「航空券が高すぎて移動を減らす」
という話をよく聞くようになりました。
便数まで減っている印象
価格だけではありません。
最近感じているのは
便数の減少です。
以前はガルーダ航空だけでも、ジャカルタ―マカッサル線は
1日6便以上
飛んでいる日もありました。
朝から夜まで、比較的自由にフライトを選ぶことができた印象があります。
しかし4月に入ってから、1日4便前後の日が多くなっている印象です。
便数が減ると当然ながら
席がすぐ埋まる
価格が上がる
という現象が起きます。
実際に検索した便では
残席1席
という表示もありました。
つまり現在は
供給が需要に追いついていない状態
になっている可能性があります。
政府も航空券値上げを認めた
この航空券高騰は、私の体感だけではありません。
インドネシアの大手メディアによると、政府は航空会社のコスト増加を受けて
方針を決定しました。
背景にあるのは
航空燃料(avtur)の価格上昇
です。
航空会社の運航コストの中で、
燃料費は約30〜40%
を占めています。
つまり燃料価格が上昇すると、航空会社のコストは非常に大きく増えてしまいます。
航空会社としては、運賃を上げなければ経営が成り立たない状況になります。
そのため政府は航空会社の経営を維持するために
燃料サーチャージ導入を認めた
という状況です。
インドネシア航空市場の構造問題
もう一つ重要なのは、インドネシアが
巨大な島国
だということです。
インドネシアは17,000以上の島からなる国です。
そのため都市間移動の多くは
飛行機に依存
しています。
例えば
ジャカルタ
マカッサル
スラバヤ
メダン
バリ
などの都市間は、船や陸路では現実的に時間がかかりすぎます。
つまり飛行機は
生活インフラ
なのです。
しかし航空会社は
ガルーダグループ
・ガルーダインドネシア
・シティリンク
・ペリタエア
ライオンエアグループ
・ライオンエア
・バティックエア
・スーパーエアジェット
その他
・エアアジア
・スリウィジャヤ航空
など限られています。
つまり
供給が少ない市場
なのです。
さらにコロナ以降、多くの航空会社は大きな打撃を受けました。
機材不足や整備問題などもあり、
便数を簡単に増やせない状況
になっています。
観光市場にも影響が出る可能性
航空券価格の上昇は、観光市場にも影響を与える可能性があります。
インドネシアは今、観光立国として成長を目指しています。
バリ島だけでなく、
ラブアンバジョ
ロンボク
マンダリカ
トバ湖
など新しい観光地の開発も進められています。
しかし国内航空券が高くなると、
観光客の移動が減る可能性もあります。
特にインドネシア国内の観光客にとって、航空券価格は大きな要素です。
航空市場の価格動向は、観光産業にも大きく影響してくるでしょう。
航空券高騰はしばらく続くかもしれない
個人的な感覚としては、今回の航空券高騰は
しばらく続く可能性が高い
と思っています。
理由は
燃料価格の上昇
航空機不足
航空会社の回復途中
などです。
世界的にも航空機の供給は不足しており、ボーイングやエアバスの機材納入も遅れています。
そのため航空会社は簡単に機材を増やすことができません。
この状況が続く限り、航空券価格は高止まりする可能性があります。
インドネシアの航空市場は今、
大きな転換期
に入っているのかもしれません。
まとめ
現在のマカッサル―ジャカルタ便は
片道
約235万〜290万ルピア
往復
約470万〜580万ルピア
国内移動としては、かなり高い金額です。
そしてこの値上げは単なる価格変更ではなく、インドネシア航空市場の構造変化を示している可能性があります。
マカッサルとジャカルタを頻繁に行き来する私としても、これからの航空市場の動きを引き続き注目していきたいと思います。