【インドネシア渡航】マカッサルからスマトラ離島までの移動はゲームだった!その2

Indonesia

マカッサルを定刻の2時間遅れで出発しました。ジャカルタ乗り継ぎしてスマトラ島のメダン経由シメウル島まで3,000Km移動となります。今回はその第2回目となります。

2時間遅れでマカッサル出発

今回搭乗するシティリンクQG251便は15時30分に出発する予定でしたが、17時30分にマカッサルの滑走路を離陸しました。定刻にマカッサルを出発していれば、もうジャカルタに到着している時間です。明るい内にジャカルタに到着とは思っていましたが、思った通りにフライトが運航されないのも仕方ないと思うしかありません。雨が降りしきる中での出発となりました。

今回の座席は、窓側の14Fとなりました。非常口席となり足元は通常の座席間隔よりだいぶ広くなっていますので、メダンまでの長時間のフライト1発目で当たり席となりました。狭い機内で足が延ばせると大分楽になります。しかも、隣の真ん中席と通路側の席は他のお客がいなかったので、まずはジャカルタまで2時間は快適さが保障されました。出発時間は遅れましたが、幸先の良いスタートです。

ジャカルタ行きの夕方のフライトは窓からの夕陽が楽しみとなります。マカッサルからジャカルタのまでほぼ水平西方向に移動となりますので、太陽の移動に合わせて飛行機が飛ぶので長い間夕陽を楽しむ事ができます。今回もきれいな夕陽を期待したのですが、あいにく上空も雲が多く、思ったような綺麗な夕陽を拝む事はできませんでした。雨季が明けるまでは仕方ありません。

沖止めジャカルタ到着

18時30分にジャカルタ・スカルノハッタ国際空港に着陸となりました。ジャカルタに到着した際に1時間の時差で時計の針が戻ることになりますので、マカッサル出発からジャカルタ到着は1時間後ということになります。マカッサルからジャカルタの離陸から着陸までの時間がぴったり2時間となります。ターミナル3の滑走路側の一番遠い場所での沖止めとなりました。インドネシア国内線の飛行機は大抵夜のフライトで、運用最終便は沖止めになる確率が高いです。今回乗ったシティリンクの機体も本日の運航は終了のようです。

専用車で移動

機内からタラップを使用して降りると、メダン、メダンと係員が乗客に声をかけています。ジャカルタが目的地の乗客は、そのままバスに乗りターミナルの到着ロビーに向かいますが、メダン行き乗り継ぎの乗客タラップの下でしばらく待つように指示されました。ここで今回搭乗したマカッサル-ジャカルタ便には、自分も含め7名がメダンまで乗り継ぎすることが判りました。マカッサルからメダンに行く客は自分だけではなかったということで、これで乗り継ぎができると確信することができました。

メダン行き乗り継ぎの7名が集合したところで、ガルーダ・インドネシアの専用車が登場しました。ガルーダ・インドネシア航空でビジネスクラスに搭乗した場合に使用される専用車で、沖止めの場合エコノミークラスよりも先に専用車で到着ロビーまで運んでくれる大型バンのような車です。ジャカルタでビジネスクラスに乗ってしかも沖止めが条件なので、乗る機会の少ないジャカルタ空港の乗り物のひとつです。専用車に乗って、ターミナル3のシティリンク出発ロビーまで移動しました。

誰もいない出発ゲート

案内された24番出発ゲートには、係員がちらほらいるほかは、乗客が誰もいません。ゲートに案内されたのは良いですが、マカッサルからの7名だけが待合場所で待たされている感じです。

ゲートの外には、メダン行きの飛行機が待機しているので飛ぶのは間違いなさそうですが、誰もいない出発ゲートでは気味が悪い感じがします。

まさか先にメダン行きが出発してしまい、我々7名だけのメダン行きチャーター便になるのかとひそかな期待をしたところ、奥から大集団がぞろぞろとやってきました。

チケットの出発ゲートは19番でしたので、ジャカルタからの乗客は19番で出発を待っていて、出発ゲートが変更となったということでした。納得です。ジャカルタからの乗客も遅れを被った形となった形にはなっていますが、接続を考えての運用なので仕方がありません。

シティリンクQG920は本来のジャカルタ出発が18時15分、結局19時45分に出発と1時間30分遅れでジャカルタを離陸しました。

不吉なメッセージ

ジャカルタでメダン乗り継ぎに成功して、当日中にメダン入りすることができるようになりました。シティリンクにはちゃんと乗り継ぎ客のために考えて運航してくれているおかげと感謝し、これで明日シメウル島に行けると思ったところ、携帯に1通メッセージが届いています。

内容を確認すると

  • メダンからシメウル(シナバン)のフライトは運用上の理由でキャンセルされたことをお知らせします。チケットについては払い戻しか翌日のフライトに変更できます・・

なんとそのメッセージは明日のフライト欠航の案内でした。つまり、明日のフライトが明後日にフライト変更になったようです。ガーン!ここまで来て、フライトが翌日に延期とは。

送信時間は18時44分、ちょうどジャカルタの飛行機が到着した時に送られてきたものでした。

もうシメウル島に行くのを中止しようと思いましたが、もうメダン行きの飛行機に乗ってしまいましたので、どうすることもできません。考えても仕方ないので、メダンに到着したらその後の予定を考えようということで、とりあえず移動することなりました。

果たして、シメウル島に行くことができるのでしょうか。続きは次回となります。

 

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