2023/08/30

【2023年版】世界の航空会社ランキング！最悪の航空会社ウイングスエアとライオンエアがワースト１・２位を徹底解説！

航空会社を選ぶ際、料金だけでなくサービスや運行実績も気になるものです。Bounce社が公開した2023年版エアラインインデックスによれば、ライオンエアの子会社であるウィングスエアが世界で最悪の航空会社に選ばれました。ワースト2位もライオンエアで、インドネシアの航空会社がワースト1、2位を独占するという不名誉なランキング結果となりました。

世界62社のランキング

旅行サービスのプラットフォームであるBounce社が実施した2023年版エアラインインデックスでは、インドネシアの航空会社、ウィングスエアとライオンエアが世界で最悪の航空会社ワースト1位・2位に選ばれました。このランキングは、定時運行率やフライトキャンセル率、顧客の評価、無料手荷物の許容量などを指標とし、世界の航空会社62社をランク付けしています。

ワースト1位ウィングスエア 0.37/10

ウィングスエアの2023年の指数スコアは10点中0.37という非常に低いスコアで、定時到着率が47.69%、欠航率は15.91%となりました。無料の受託手荷物がないため、ワースト2位のライオンエアよりもスコアが低くなりました。機内食や機内エンターテイメントがない中、ワーストランキングを回避するためには、定時到着率や欠航率の改善が必須です。全機がターボプロップのプロペラ機で、天候の影響を受けやすいものの、ウィングスエアを利用する唯一の選択肢となる小さな空港も存在するため、毎回運行が心配です。離島など陸路で行けない就航地の場合、翌日までの宿泊延長なども考慮しなければなりません。

ワースト2位ライオンエア 0.61/10

ライオンエアのスコアは0.61で、定時到着率は48.76%、欠航率は20.01%となりました。LCCながら、受託手荷物を20kg無料で預けることができるため、指数スコアが上昇しています。インドネシアの国内移動では、ライオンエアの就航比率が高く、他の航空会社よりも航空券の価格が安いことから多くの人々に選ばれます。しかし、遅延や欠航は常態化しており、特に午後のフライトでは遅延が増える傾向があります。ライオンエアを利用する場合、遅延は当然と考え、定時出発はラッキーと捉える必要があります。乗り継ぎの際は、ライオンエアを選択しない方が無難です。乗り継ぎが必要な場合、乗継地での1泊を検討するなど、十分な時間の余裕が必要です。