Indonesia Travel

ルアンパバーンで出会ったメコン川は、首都ビエンチャンでも変わらず流れていました。ただ川幅はさらに広がり、流れはよりゆるやかに見えます。夕暮れの川沿いを歩き、ラオス国旗が風に揺れるのを眺め、夜はナイトマーケットで食事をし、ビアラオを一缶買って宿へ戻る。特別なことは何もしていないのに、旅がきちんと終わっていく感覚がありました。ラオス最終日、静かな時間をお伝えします。

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ルアンパバーン駅を出発するラオス鉄道は、16両編成が一気に満席になるほどの人を乗せ、定刻通りに走り出しました。 路線の多くはトンネル区間ですが、その合間に現れる山や川の風景が、この国の奥行きを静かに伝えてくれます。 ビエンチャン到着後、駅前で待っていたのは日本の援助による年季の入ったバスでした。 速さと静けさ。異なる役割を持つ二つの交通が並ぶ光景を、ここに記しておきたいと思います。

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メコン川の夕日でほどけた思考を、そのまま朝まで持ち越したルアンパバーン。 静かな朝市を歩き、苺を食べ、香草と湯気の匂いに包まれながら一杯の麺で体温を戻す。 車に揺られて駅へ向かう時間が、旅の記憶を静かに収納していく。 派手な締めよりも「静かな納得」で終える、ルアンパバーン出発の朝をお伝えします。

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ルアンパバーンで迎えた、何も足さない一日。国境を越えて流れるメコン川を眺め、夕方にはサンセットツアーで沈みゆく光を追いました。川と夕日、そして静かな時間が、知らず知らずのうちに思考をほどいていく。何かを成し遂げなくても、ただそこにいるだけで心が整う感覚。ビアラオ片手に眺めたメコン川の景色は、2026年の始まりにふさわしい、ゆったりとした余白を与えてくれました。

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托鉢、オレンジ色の袈裟をまとった僧侶たちが静かに歩く光景は美しく、なごやかでした。一方で、喜捨する側の多くは観光客。もち米とお菓子のセットを購入し流れに沿って配っていく仕組み。その結果その場で受け取りきれない供物が脇でまとめられていく様子も見られました。宗教儀礼の尊さと観光という文脈が重なって見える現実をお伝えします。

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夕日が沈み、空が群青に変わる頃、ルアンパバーンの街は本当の姿を見せ始める。 世界遺産に登録された旧市街そのものが舞台となるナイトマーケットは、派手さで魅せる夜市ではない。控えめな灯り、ゆるやかな人の流れ、歴史ある建物と共存する屋台。そのすべてが「夜を壊さない」ための静かな選択に思えた。 歩く速度まで街に委ねながら、食べて、立ち止まり、眺める。観光と生活が同じ高さで交わるこの夜は、消費する旅ではなく、世界遺産の時間にそっと混ざる体験だった

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ラオス鉄道でルアンパバーン駅に到着。しかし、旅はまだ終わりではありませんでした。 近代的な駅舎から旧市街までは約40分。未舗装のガタガタ道を、乗り合いミニバンで進みます。 その先に待っていたのは、歴史の空気を残すサイナムカンホテルと、プーシーの丘から眺める息をのむ夕景。 メコン川とナムカン川、山と町並みが夕陽に染まり、太陽が沈んだ後には空の美しいグラデーションが広がります。 駅からの移動も含めて、ルアンパバーンという街を“体感する”到着の日をお伝えします。

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念願だったラオス鉄道で世界遺産の街ルアンパバーンへ向かった。近代的すぎる駅舎、容赦なく閉まるドア、満席の車内に響く中国語。時速160kmで走る列車はトンネルと高架橋で山を貫き、カーブの少ない直線で北へ伸びる。快適さの裏で見えてくるのは、旅客より貨物を主役にした設計思想と、中国経済圏へ組み込まれていくラオスの現在でした

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ビエンチャンの朝は、想像よりずっと静かでした ラオスの首都・ビエンチャン。 「首都」と聞くと、交通量の多さや人の多さ、どこか慌ただしい朝を想像してしまいます。しかし、実際に迎えたビエンチャンの朝は、そのイメージを良い意味で裏切ってくれました。 朝の気温は20℃前後。 南国の首都とは思えないほど涼しく、湿度も低い。空気は澄んでいて、歩き出した瞬間に「今日は歩きたい朝だ」と自然に思えるコンディションです。 今回は、そんなビエンチャンの朝を、目的地を決めすぎず、ゆっくり歩いて味わってみることにしました。

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ホーチミンからのフライトを終え、ラオス・ビエンチャンに到着しました。 市内中心部の「One Vientiane Hotel」へ向かいます。 首都でありながら高層ビルは少なく、街はこじんまりとして穏やか。 ナイトマーケットで食べ歩きを楽しみ、メコン川沿いでは対岸にタイを望みながらビアラオで乾杯。 夜は17℃と肌寒く、ビールの美味しさとともに早めにホテルへ戻ります。 静かなビエンチャンの夜が、翌日のルアンパバーン行きへの期待を自然と高めてくれました。