インドネシア政府は、ジャワ島バリ島での活動制限を11月15日まで延長することになりました。新規感染者が少ないジャカルタなど首都圏では、活動制限レベルが一番低いレベル1になりました。活動制限レベル1に内容が発表となりましたので、詳細をお伝えしたいと思います。
ジャワ・バリでの活動制限を2021年11月15日まで延長すると発表になりました。
ジャカルタ首都特別州
バンテン州 タンゲラン市、タンゲラン県、
西ジャワ州 ボゴール市、ブカシ県
中部ジャワ州 テガル市、スマラン市
東ジャワ州 スラバヤ市
など
保健、治安に係る活動、災害対応、エネルギー関連、生活必需品・食料関係、インフラなどについては、出勤率は100%可能。
顧客サービスを主とする保険・銀行や通信、ホテル、輸出関連工場などの出勤率は100%まで可能。事業運営業務のオフィス出勤率は75%まで可能。
重要・必須分野以外の出勤率は75%まで可能。
収容率50%の制限付きで対面授業または遠隔学習となります。幼児教育については、収容率33%まで、一クラスあたり5人までです。
収容率100%まで営業可能。薬局は24時間営業可能。
収容率100%まで営業可能。営業時間は午後10時まで。
12歳未満は親同伴であれば入店可能となります。
レストラン、食堂、カフェ、屋台、路上飲食店等での店内飲食は、収容率は75%、営業時間は午後10時まで営業しています。
夜間営業のレストラン、食堂、カフェは、収容率75%午後6時から午前0時まで営業しています。
収容率は70%まで営業可能。12歳未満は親同伴であれば入場可能となります。
収容率75%まで入場可能です。
収容率75%まで入場可能。12歳未満は親同伴であれば入場可能となります。
観光施設へのアクセス道路において、金曜日の正午から日曜日の午後6時まで、車両の奇数偶数交通規制を実施するようです。
収容率75%まで入場可能です。
定員の100%まで乗車可能となります。
いずれの施設に入場または入店する場合にも、アプリ「Peduli Lindungi」を使用することとなっています。
また、自宅外ではマスクを常時着用。マスクを着用せず、フェイスシールドのみの着用は禁止となっています。
ジャカルタ特別州のアニス知事は、活動制限ステータスがレベル1に下がったことを受けて、
「新型コロナのパンデミックはまだ終わっていない、全ての蔓延の条件が解放されるまで警戒するように再度市民に健康プロトコルの実施と健康維持するために規律を守って欲しい」
と呼びかけています。
ジャカルタ市内を見ているとレベル2の状態でもほぼ通常の活動となっていて、週末のショッピングモールや、レストランはものすごい人でいっぱいです。
市民もいままでの我慢から解放され、外出する機会が増えているので、今後の感染者が再増加しないか不安になります。