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Pertamaxが32%値上げ!ついに市民生活を直撃 Pertaliteに殺到するインドネシア人

記事の冒頭
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ルピア18000突破

インドネシア中央銀行による緊急利上げ。

ここ数週間、インドネシア経済を巡るニュースが続いています。

これまでは為替市場や金融政策の話が中心でした。しかし、その影響がいよいよ市民生活にも見える形で現れ始めました。

2026年6月10日、国営エネルギー企業Pertaminaは非補助金燃料Pertamax(RON92)の価格を大幅に引き上げました。

価格は1リットル12,300ルピアから16,250ルピアへ。

値上げ率は実に32.1%です。

一方で、多くの国民が利用する補助金燃料であるPertaliteとBioSolarは据え置かれました。

その結果、値上げ翌日から各地のガソリンスタンドではPertaliteを求める車やバイクが急増し、一部では渋滞まで発生しています。

ルピア安、原油高、補助金問題。

これらがついに私たちの日常生活へ直接影響を及ぼし始めているのです。

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Pertamaxが32%の異例値上げ

今回の価格改定で最も注目されたのはPertamaxです。

これまで1リットル12,300ルピアだった価格は、6月10日から16,250ルピアへ引き上げられました。

値上げ額は3,950ルピア。

率にすると32.1%です。

また、Pertamax Green(RON95)も12,900ルピアから17,000ルピアへ値上げされました。

一方で、

・Pertalite(10,000ルピア/L)

・BioSolar(6,800ルピア/L)

は据え置きとなっています。

つまり今回の政策は、

「補助金燃料は守る」

「非補助金燃料は市場価格へ近づける」

という政府の判断が反映されたものと言えるでしょう。

なぜここまで値上げしたの

最大の理由はルピア安です。

インドネシアルピアは一時1ドル=18000ルピアを突破しました。

インドネシアは石油を海外から輸入しているため、原油価格だけでなく為替の影響も大きく受けます。

例えば100ドルの原油を購入する場合、

1ドル=15000ルピアなら150万ルピアで済みます。

しかし1ドル=18000ルピアになると180万ルピア必要になります。

同じ原油を買うだけで30万ルピアも余計に必要になるのです。

さらに中東情勢の悪化によって原油価格自体も高止まりしています。

つまり現在のインドネシアは、

「ルピア安」

「原油高」

という二重の負担を抱えている状態です。

Pertaminaとしても価格改定を避けることが難しかったのでしょう。

本当に重要なのはPertalite据え置き

今回のニュースで見落としてはいけないのは、Pertamaxの値上げではなくPertaliteが据え置かれたことです。

Pertaliteはインドネシアで最も利用されているガソリンです。

特にオートバイ利用者の多くが利用しています。

もしPertaliteまで値上げされれば、

・通勤費

・物流費

・食品価格

などが一気に上昇する可能性があります。

そのため政府は財政負担が増えることを承知の上で、Pertalite価格を維持する判断を行いました。

しかし、それによって新たな問題が生まれています。

Pertaliteへ利用者が殺到

値上げ当日から、インドネシア各地のガソリンスタンドでは大きな変化が見られました。

これまでPertamaxを利用していたドライバーの多くが、より安価なPertaliteへ切り替え始めたのです。

現在の価格は、

Pertamax:16,250ルピア/L

Pertalite:10,000ルピア/L

差額は1リットルあたり6,250ルピアです。

例えば50リットル給油する場合、

Pertamaxなら812,500ルピア

Pertaliteなら500,000ルピア

差額は312,500ルピアになります。

一般家庭にとって決して小さな金額ではありません。

そのため、多くの人がPertaliteへ切り替えるのは自然な流れと言えるでしょう。

ガソリンスタンドでは長蛇の列と渋滞

実際に6月10日以降、SNSや現地メディアではPertaliteの列が急増したという報道が相次いでいます。

複数のガソリンスタンドでは、

・数十台のバイクが並ぶ

・長い自動車の列ができる

・給油待ちの車列が道路まではみ出す

といった状況が発生しています。

場所によってはガソリンスタンド周辺で渋滞も発生しており、市民生活への影響が出始めています。

インドネシアではバイクが生活の足です。

通勤、通学、配達、物流など、多くの人が日常的に利用しています。

そのため燃料価格の変化は、すぐに社会全体へ影響を及ぼします。

次に心配なのは供給不足

今回、特に警告しているのがPertaliteの供給問題です。

利用者が急増すれば需要も急増します。

しかし供給量はすぐには増やせません。

もし現在の流れが続けば、

・給油待ち時間の長期化

・一部地域での品薄

・供給制限

などが発生する可能性があります。

政府としてもPertalite価格を維持するだけでなく、安定供給を確保する必要があります。

プラボウォ政権にとって難しい局面

現在のインドネシアは、

・ルピア18000

・原油高

・財政赤字拡大

という三重苦の状態です。

Pertalite価格を維持すれば国民生活は守れます。

しかし補助金負担は増加します。

逆に値上げすれば財政負担は軽くなりますが、国民の反発は避けられません。

プラボウォ政権は非常に難しい判断を迫られていると言えるでしょう。

マカッサルでも影響は避けられません

マカッサルでも今回の影響は確実に広がると思います。

燃料価格の上昇は物流費の上昇につながります。

その結果、

・食品

・飲料

・日用品

などの価格にも影響が出る可能性があります。

インドネシアは島国です。

物流コストの上昇は全国へ波及します。

今後数か月で生活コストの上昇を実感する人も増えてくるのではないでしょうか。

まとめ

今回のPertamax32%値上げは単なるガソリン価格改定ではありません。

背景には、

・ルピア18000突破

・原油価格高騰

・補助金負担増加

・財政赤字拡大

というインドネシア経済全体の課題があります。

そして今回、本当に注目すべきなのはPertaliteが据え置かれたことで利用者が一気に流れ始めた点です。

実際に値上げ翌日から、各地のガソリンスタンドではPertaliteを求める車やバイクの列が急増し、一部では渋滞まで発生しています。

これまで「ルピア安」は経済ニュースの話でした。しかし今回のPertamax値上げによって、その影響が市民生活にも見える形で現れ始めました。

今後の焦点は、

「Pertaliteをいつまで1リットル10,000ルピアで維持できるのか」

そして、

「需要急増による供給不足を防げるのか」

になるでしょう。

マカッサルで生活していても、ここ数か月で燃料や物流コストの上昇を実感する場面が増えてきました。ルピア安が続くのか、それとも中銀の利上げによって落ち着きを取り戻すのか。今後の動向を引き続き注目していきたいと思います。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。