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マカッサルで暮らして分かった!インドネシア人は「貯金」より「今日」を大事にする

記事の冒頭
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マカッサルで生活していて、いまだに驚くことがあります。

それは、スタッフのバイクやスマートフォンがいつの間にか新しくなっていることです。

「新しいバイク買ったの?」

と聞くと、

「はい、昨日買いました」

と笑顔で答えます。

しかし話を聞くと、そのほとんどがローンです。

しかも日本人の感覚からすると驚くほど金利が高いことも珍しくありません。

日本なら、

「もう少し貯金して頭金を作ろう」

「現金が貯まってから買おう」

と考える人が多いと思います。

ところがインドネシアでは、

欲しいと思ったらまず買う。

そして払えなくなったら手放す。

そんな感覚を持っている人が少なくありません。

最初は正直驚きました。

しかし5年近くインドネシアで暮らしているうちに、これは単なる浪費癖ではなく、日本人とは根本的に違う価値観なのだと感じるようになりました。

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日本人は未来のために生きる

日本人は子どもの頃から、

「将来のために貯金しなさい」

と言われて育ちます。

老後資金。

教育資金。

住宅購入。

病気や失業への備え。

まだ起きていない未来に備えることが美徳とされています。

私自身もそうでした。

55年間、日本で生きてきたので、

貯金は大切。

ローンはできるだけ少なく。

現金主義。

そんな考え方が当たり前でした。

だからインドネシアに来た当初は、現地の人たちのお金の使い方がなかなか理解できませんでした。

給料日の後にモールが混む理由

インドネシアでは給料日後になるとショッピングモールが一気に混み始めます。

レストランは満席。

家族連れで賑わうフードコート。

新しい服を買う人。

スマホを買い替える人。

日本人の感覚だと、

「まず貯金じゃないの?」

と思ってしまいます。

しかし彼らにとっては違います。

頑張って働いた。

給料が入った。

だから家族と外食する。

子どもに服を買う。

親に仕送りする。

それが自然なのです。

バイクローンは当たり前

インドネシア社会を象徴しているのがバイクです。

街中を走る大量のバイク。

実はその多くがローン購入です。

日本人は、

お金を貯める→頭金を用意する→ローンを組む

と考えます。

しかしインドネシアでは、

欲しい→ローンを組む→後で払う

という順番です。

だから月給300万ルピアでも新車に乗れます。

もちろんリスクもあります。

支払いが厳しくなればバイクは引き上げられます。

それでも、

「今必要だから買う」

という判断をする人が多いのです。

スマホも同じ

スマートフォンも同じです。

ある日突然、スタッフが最新のiPhoneやAndroidを持っています。

「買ったの?」

と聞くと、

「ローンです」

と返ってきます。

日本人なら、

今のスマホが壊れるまで使おう。

もう少し貯金してから買おう。

と考えるかもしれません。

しかし彼らは、

今欲しい。

今必要。

だから買う。

という考え方です。

お金より家族を優先する文化

私はこの価値観の背景に、家族の存在があると思っています。

日本人にとっての安心は、

銀行口座の残高です。

しかしインドネシア人にとっての安心は、

家族です。

親戚です。

友人です。

困った時は助け合う。

それが当たり前です。

実際、スタッフの中には毎月親へ仕送りしている人もいます。

兄弟の学費を払っている人もいます。

日本なら自分の貯金を優先する場面でも、インドネシアでは家族を優先する人が少なくありません。

ガソリンの行列にも同じ価値観が見える

先日、Pertamaxが32%値上げされました。

すると翌日からPertaliteの行列ができました。

数十分、場合によっては1時間近く並ぶ人もいます。

日本人なら、

「時間の方がもったいない」

と思うかもしれません。

しかしインドネシアでは違います。

節約できるなら並ぶ。

家計を守るためなら時間を使う。

その感覚が自然なのです。

実際、PertamaxとPertaliteでは1リットルあたり6,250ルピアもの差があります。

家族のために少しでも節約したい。

そう考える人が多いのだと思います。

幸せの基準が違う

インドネシアで生活していて感じるのは、

幸せの基準そのものが違うということです。

日本では、

年収はいくらか。

貯金はいくらか。

老後資金はいくらか。

という話がよく出ます。

しかしインドネシアでは、

家族と食事をする。

友人と集まる。

休日に島へ遊びに行く。

そんな時間を大切にしている人が多いように感じます。

もちろんお金は大切です。

しかしお金を貯めることが人生の目的にはなっていません。

55歳になって思うこと

私は55歳になりました。

今でも貯金は大事だと思っています。

老後資金も必要です。

将来への備えも重要です。

しかしインドネシアで生活していると、

将来のために今を犠牲にしすぎるのも違うのかもしれない。

そう思うことがあります。

日本人は未来のために今を我慢する。

インドネシア人は今のために未来を少し後回しにする。

どちらが正しいという話ではありません。

ただ、マカッサルで暮らしていて感じるのは、

インドネシア人は本当に今日を楽しむのが上手だということです。

まとめ

インドネシア人は貯金が嫌いなのではありません。

日本人よりも、

「今日を大切にする」

という価値観が強いのです。

だから新しいバイクを買う。

新しいスマホを買う。

家族と外食する。

親に仕送りする。

日本人から見ると無計画に見えることもあります。

しかし彼らには彼らなりの合理性があります。

マカッサルで暮らしていると、時々その生き方が少し羨ましく感じることもあります。

将来に備えることも大切です。

しかし今日という一日を楽しむことも、同じくらい大切なのかもしれません。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。