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55歳になって、ようやく分かったこと 人生は、いつからでも変えられる

記事の冒頭
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50歳で会社を辞め、インドネシアへ渡った私が、55歳になってようやく分かったことがあります。人生は、年齢で決まるものではなく、「変えよう」と決めた日から静かに動き始めるということ。この10話で綴ってきた小さな気づきの最後に、一番伝えたかった思いを書きました。

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55歳からの小さな気づき 第10話(最終回)

この連載を書き始めた時、正直なところ、軽い気持ちでした。

「50歳で会社を辞めて、インドネシアへ来た話を書いてみよう。」それだけでした。

でも書き進めるうちに、気付いたことがあります。私は、自分の人生をもう一度最初から振り返っていました。

幸せのこと。人の目を気にしていたこと。頑張り続けること。遠回りだったと思っていた時間。比べること。感謝を伝えること。年齢を重ねること。そして、「今日が一番若い」ということ。

書きながら、一番教えられていたのは、読者の皆さんではなく、55歳の私自身だったのかもしれません。

人生が変わったのは、会社を辞めた日ではなかった

50歳で会社を辞めました。インドネシアへ来ました。会社を作りました。

でも今振り返ると、人生が変わったのは、会社を辞めた日ではありませんでした。「変えよう」と決めた日でした。

辞表を書く前の、あの夜。誰にも言わず、一人で考えていた時間。「このまま終わるのか。それとも踏み出すのか。」そう自分に問いかけた、あの瞬間です。

人生は、あの夜から静かに動き始めていました。

人生は、大きく変えなくていい

「人生を変える」と聞くと、大きなことを想像する人がいます。会社を辞める。海外へ行く。起業する。

でも私は、そうは思いません。

人生は、毎朝5分早く起きることでも変わります。ずっと読もうと思っていた本を一冊読むことでも変わります。疎遠になっていた誰かに電話することでも変わります。「ありがとう」を、いつもより一回多く言うことでも変わります。歩く道を一本変えることでも変わります。

人生は、劇的に変わるものではありません。毎日の小さな選択が積み重なって、気付いた時には別の場所に立っている。そういうものだと思います。

インドネシアへ来た私も、最初の一歩は飛行機に乗ることではありませんでした。「飛行機に乗ろう」と決めた、その決断こそが人生を変えた一歩だったのです。

人生は、何度でも始められる

私は50歳で始めました。でも55歳の今も、また新しいことを始めています。きっと60歳になっても、65歳になっても、70歳になっても、また何かを始めるでしょう。

人生には、「最後のスタート」というものはありません。生きている限り、何度でも始められます。

第4話で「遠回りは伏線だった」と書きました。第9話で「遅いと思った日が、一番若い日だった」と書きました。そのどちらも、根っこは同じことを伝えています。

人生に、手遅れはありません。始めようと思った日が、いつもスタートの日になるのです。

もし今、迷っているなら

もし今、何か始めたいことがあるなら。ずっとやってみたかったことがあるなら。心のどこかで「もう遅い」と思っているなら。

私は、こう伝えたいと思います。

遅くありません。

私も、そう思っていました。50歳で「もう遅い」と思っていた私が、今こうしてマカッサルで生きています。だから分かります。

「もう遅い」という感覚は、本当のことを言っていません。それは、踏み出す前の心が作り出す幻です。

そして私は、一つだけ確信していることがあります。一歩踏み出した人は、「もっと早く始めればよかった」と言うことはあっても、「始めなければよかった」と言う人には、ほとんど出会ったことがありません。

だから、もし迷っているなら。ほんの小さな一歩でいい。今日、踏み出してみてください。

55歳になって、ようやく分かったこと

この連載のタイトルは、「55歳になって、ようやく分かったこと」でした。

でも最後に、正直に言います。55歳になって分かったことは、難しいことではありませんでした。

幸せは、今ここにあること。人は、思うほど他人を見ていないこと。頑張り続けるより、続けることの方が大切なこと。遠回りは、無駄ではなかったこと。比べる相手は、他人ではなく昨日の自分でいいこと。思いどおりにならないからこそ、人生は面白いこと。ありがとうは、言った人から救われていくこと。年を取ることは、悪いことばかりではないこと。遅いと思った日が、実は一番若い日だったこと。

どれも、生きていれば誰もが一度は感じることです。でも忙しい毎日の中で、つい忘れてしまうことでもあります。

私はインドネシアという場所で、55歳という年齢で、ようやくそれを思い出しました。

最後に

55歳になって、ようやく分かったことがあります。

人生は、いつからでも変えられます。

それは、私が50歳で会社を辞めたからではありません。人生は、「変えよう」と決めた日から、静かに動き始める。そのことを、この5年間で知ったからです。

人生を50歳から変えた私が言えることは、一つだけです。

人生は、50歳からでも変えられました。だからきっと、あなたの人生も、今日から変えられます。

だから私は、これから先も、何度でも新しい一歩を踏み出していこうと思います。

記事の最後
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kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。