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トラジャ空港からの帰路! マカッサルへの飛行を待つ

トラジャの旅も終わりを迎えました。ホテルを出発し、トラジャ空港へと向かいます。この記事ではトラジャ空港での様子をお伝えします。

空港への道

トラジャの旅が終わりを迎え、心は既にマカッサルに向かっています。しかし、トラジャ空港への道中は、この地域の自然美と静寂を感じる最後のチャンスとなりました。レンタカーで移動しながら、緑豊かな山々と小川が交差する風景を眺めることができ、トラジャの美しさを最後に満喫しました。これまでは、レンタカーまたはバスを利用し、10時間かけてマカッサルに戻る必要がありましたが、トラジャ空港からマカッサル空港まで約1時間で移動できるのは大変ありがたいです。ランテパオからトラジャ空港までは車で約1時間の道のりですが、空港へのアクセス道路も良くなっているので快適に移動が可能です。

トラジャ空港!新しいターミナルと搭乗手続き

トラジャ空港に到着し、少し時間に余裕があるので空港の様子を見ながら搭乗時刻を待ちます。2021年に完成したばかりのターミナルはとても新しく綺麗です。

ターミナルの形はトンコナン(伝統的なトラジャの家)を模しており、地域の文化を反映しています。現在、ウイングスエアが唯一の航空会社で、マカッサルからトラジャまで1日1往復しか運航していないのが寂しい限りです。本来は年間45,000人が利用できるようになっていますが、この静かさがトラジャの未開の美しさを保っているのかもしれません。ターミナル前にはマカッサルからの到着便に合わせて送迎するタクシーやレンタカーがありましたが、トラジャを出発する乗客は少ないようでした。

早速ターミナルの中に入ると、チェックインカウンターがあります。搭乗する乗客が少ない割には、なかなか時間がかかるカウンターです。ウイングスエアはWEBチェックインができるので、カウンターに寄らずにそのまま荷物検査に行こうとしたら、紙の搭乗券に変えてほしいと、結局カウンターで並ぶことになりました。後で気がついたのですが、WEBチェックインしてある方専用のカウンターが端にあり、そこで受け取れたようです。急ぐ必要は全くないので、ゆっくりと受付して、荷物検査を受けて制限エリア内に入りました。

待合室とトラジャ空港の周囲の風景

待合室は広く、大きな窓から滑走路と周囲の山々を眺めることができます。周囲の自然の美しさは、空港のシンプルでモダンなデザインと対照的で、トラジャの未開かつ神秘的な美しさを感じさせてくれました。マカッサル行きは、おそらく30名程度の搭乗になりそうで、ほとんどが外国人でした。この乗客数ですが、空港スタッフは乗客よりも多くいる感じで、午前中に到着便と出発便を見送ったら、仕事が終了となるのでしょうが、こんなにスタッフがいるのはびっくりします。

待合室以外は、トイレとお祈り部屋があるだけのシンプルなつくりです。トラジャのお土産屋もあるのですが、売る気がないのか商品は並んでいるのですが、スタッフが不在でした。

この1便しかお客がいないのに、販売しないのはなんとも奇妙ですが、静かな空港の雰囲気をさらに強調していました。ラウンジはないものの、ゆったりとしたソファがあり、一息つくのに最適でした。

いざ、マカッサルへ

やがて、マカッサルからのウイングスエアのフライトが到着し、折返しでマカッサル行きのプロペラ機となりました。トラジャ行きの乗客と荷物を急いで降ろして、すぐに搭乗開始となりました。いよいよトラジャの地を後にし、マカッサルへの飛行へと向かいます。

この小さな空港は、トラジャの旅の美しい締めくくりとなりました。

kenji kuzunuki

葛貫ケンジ@インドネシアの海で闘う社長🇮🇩 Kenndo Fisheries 代表🏢 インドネシア全国の魅力を発信🎥 タコなどの水産会社を経営中25年間サラリーマン人生から、インドネシアで起業してインドネシアライフを満喫しています。 インドネシア情報だけでなく、営業部門に長年いましたので、営業についてや、今プログラミングを勉強中ですので、皆さんのお役にたつ情報をお伝えします。

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